ルピナス 歌詞 水彩とスーサイド ふりがな付

いま一瞬いっしゅんで私わたしの人生じんせいを振ふり返かえるの
汚けがれた羽根はね広ひろげ
なかなかいい人生じんせいだったのかもしれない
宙ちゅうに浮うく涙なみだ 遠とおくなる空そら

鮮あざやかな色いろの景色けしきの日ひもあれば
暗くらくて何なにも見みえない日ひもあった
見みなくていいもの見みえちゃって
聞ききたくない言葉ことば聞きかされて
ちっぽけな広ひろすぎる部屋へやを裸足はだしで飛とび出だして

なくなっちゃえばいいのにって
なくなっちゃえばいいのにって
何度なんど思おもったことだろう
何度なんど思おもったとしても
この目め この耳みみも この手て この心こころも
こんなに傷きずつくことなかったのに

なくなっちゃえばいいのにって
なくなっちゃえばいいのにって
愛あいされたことあるくせに
絶対ぜったいあったはずなのに
幸しあわせな時間じかんだけが不思議ふしぎだな
今いまは思おもい出だせないや

昨日きのうはね、ルピナスの花はなを空あき缶かんに挿さして
思おもい出でとお祝いわいしたの
2回かい目めの記念きねん日びに君きみが飲のみ干ほした
ビールの空あき缶かん。
まだまだまだまだ、やっぱり私わたし…

なくなっちゃえばいいのにって
なくなっちゃえばいいのにって
何度なんど思おもったことだろう
何度なんど思おもったとしても
私わたしの物語ものがたりのはずなのになぜか
私わたしは主役しゅやくになれなかった

なくなっちゃえばいいのにって
居いなくなっちゃえばいいのにって
愛あいされたことあるくせに
絶対ぜったいあったはずなのに
幸しあわせな時間じかんだけが不思議ふしぎだな
今いまは思おもい出だせないや
思おもい出だせないや
思おもい出だせないや

言いい残のこしたことは無なかったかな
あ、お母かあさん産うんでくれてありがとう。
さようなら。