黄金時代にタイムスリップ 歌詞 Anisonin ふりがな付

私わたしは男おとこじゃない
忌いんだその侭ままの姿すがた
理智りちの淵ふちを足掻あがいて
働はたらきらいた
でも、私わたしは男おとこじゃない

私わたしは男おとこじゃない
煩雑はんざつ化かを誂あつらえる
腹はらの中なかを砕くだいて
見みせようか
よって、私わたしは男おとこじゃない

そっとおいで 這はっておいで
まだやれる やりなおせる
聞きき分わけの良いいフリで
見過みすごして

誰だれにも射抜いぬかれず
いまを抜ぬけ出だすの、可能かのう?
固定こてい観念かんねんの海うみをのんで
いっそ死しんで向むかおうか

私わたしは女おんなでもない
順序立じゅんじょだては要いらないし
守まもられるのも頼たよられるのも
疎うといんだよ
そうさ、私わたしは女おんなじゃない

此処ここに来きて 此処ここに居いて
魂たましいで話はなそうよ
期待きたいだけ したいだけ
その穴あなへ

存在そんざいの無ない思想しそうに
何故なぜ振ふり回まわされるのか
回帰かいきと改心かいしん 繰くり返かえした
いつかなんて来こないのに

肉体にくたいが? 精神せいしんが?
人口じんこうが? 光景こうけいが?
誰だれと誰だれ 結むすびつけば
生うまれるの?

活字かつじになった貴方あなただから
私わたしは此処ここに居いる
黄金おうごん時代じだいに生うみおちれば
理解りかいできたの?

全部ぜんぶ抱だきしめる
私わたしの凡すべてを
貴方あなたの言葉ことばと息いきをしよう
生いきる為ために
その為ために