ホワイトダウト 歌詞 Doctrine Doctrine ふりがな付

マイナスへ暗くらいホール
「拝啓はいけい、退場たいじょうよ」愛あいない発声はっせい
僕ぼくの変かわった気持きもちは
時間じかんの無駄むだで

虚むなしく打うったセンテンス
「ねえ教おしえて」「1人ひとりで居いさせて」
注目ちゅうもくを浴あびる説明せつめいに
本心ほんしん 見みえない

「笑わらい消きえても 嵐あらしが過すぎても 知しらん顔かおだ」
ってモットーに溺おぼれて居いたいな

曖昧あいまいな理想りそうは左手ひだりて 明白めいはくな自愛じあいは右手みぎて
「エゴなんてない」さえも
ソラで覚おぼえらんないようだ
「散々さんざんたる敗北はいぼくだって キラキラした勝利しょうり」だと
正ただしい言葉ことばは今いま 聞ききたくないや

有象無象うぞうむぞうの東京とうきょう
地下街ちかがいのフードコート
アレもコレも「美味おいしいね」
ニコニコしていた

なんでもないような新宿しんじゅく
トウループみたいな思おもい出で
「こっち」って腕うでを引ひっ張ぱって
そんなに焦あせらないで

「死しにたい」とか
「大丈夫だいじょうぶ?」とかも
面倒めんどうだって思おもったりしたな

胸むね踊おどる刺激しげきも マンネリも すべて
自分勝手じぶんかってに捨すてて こうしていたいな

曖昧あいまいな理想りそうを抱だいて バレバレな嘘うそをチラ見みせ
「いいや」って受うけ入いれた矢先やさきに
そりゃあないじゃんか
「散々さんざんたる敗北はいぼくだって キラキラした勝利しょうり」だと
正ただしい言葉ことばは今いま 聞ききたくないや

「ハイ!ソッポ向むくのだ!」
無理むりね 同おなじコミュは懲こり懲ごり
ああもう誰だれか話はなしを聞きいて欲ほしいのだ
悲劇ひげきのヒロイン話ばなし
電話でんわをかけまくって
愚痴ぐちを聞きいてもらったあの夜よる
「新あたらしい人ひとがいるみたい」
やっぱりそうか

曖昧あいまいな理想りそうは左手ひだりて 明白めいはくな自愛じあいは右手みぎて
「エゴなんてない」さえも
ソラで覚おぼえらんないようだ
「年上としうえらしくなくてごめんね」
「頼たより甲斐がいもなくてごめんね」
あの時ときこうしたらとか 意味いみなんてないや

曖昧あいまいな理想りそうを抱だいて
前まえを向むこうって決きめて

だいたい吹ふっ切きれてきて
だいたい忘わすれてきて

手て繋つないでるとこ見みちゃって