乾かわくカラカラの蝉せみの抜ぬけ殻がらが
とまる木この葉はが揺ゆれる散歩道さんぽみち
地下ちかに長ながく暮くらしてた後あとに
空そらを飛とぶ時とき 何なにを思おもったのか
空そらを飛とび回まわり
果はてるまでジリジリ
歌うたい続つづける
哲学者てつがくしゃたちの亡霊ぼうれいと歩あるく この散歩道さんぽみち
哲学てつがくの理屈りくつ 捨すてて歩あるく この散歩道さんぽみち
頭あたまの中なかをすっかり空そらにすれば
自然しぜんに歩あるき出だせる
町まちの外はずれのありふれた景色けしき
悩なやむ者ものが通とおる散歩道さんぽみち
通とおり過すぎるランナーの汗あせは
脱皮だっぴしてる殻からのかけらなの?
いつも歩あるき回まわり
殻からを破やぶり
生うまれ変かわり続つづける
哲学者てつがくしゃたちの亡霊ぼうれいと歩あるく この散歩道さんぽみち
哲学てつがくの理屈りくつ 捨すてて歩あるく この散歩道さんぽみち
頭あたまの中なかをすっかり空そらにすれば
自然しぜんに歩あるき出だせる
哲学者てつがくしゃたちの亡霊ぼうれいが語かたる この散歩道さんぽみち
哲学てつがくの言葉ことばは 一瞬いっしゅんの慰なぐさめ この散歩道さんぽみち
蝉ぜみが飛とぶのに理由りゆうなんかいらない
自然しぜんに身みをまかせて
乾kawaくkuカラカラkarakaraのno蝉semiのno抜nuけke殻garaがga
とまるtomaru木koのno葉haがga揺yuれるreru散歩道sanpomichi
地下chikaにni長nagaくku暮kuらしてたrashiteta後atoにni
空soraをwo飛toぶbu時toki 何naniをwo思omoったのかttanoka
空soraをwo飛toびbi回mawaりri
果haてるまでterumadeジリジリjirijiri
歌utaいi続tsuduけるkeru
哲学者tetsugakusyaたちのtachino亡霊boureiとto歩aruくku このkono散歩道sanpomichi
哲学tetsugakuのno理屈rikutsu 捨suててtete歩aruくku このkono散歩道sanpomichi
頭atamaのno中nakaをすっかりwosukkari空soraにすればnisureba
自然shizenにni歩aruきki出daせるseru
町machiのno外hazuれのありふれたrenoarifureta景色keshiki
悩nayaむmu者monoがga通tooるru散歩道sanpomichi
通tooりri過suぎるgiruランナrannaーのno汗aseはha
脱皮dappiしてるshiteru殻karaのかけらなのnokakeranano?
いつもitsumo歩aruきki回mawaりri
殻karaをwo破yabuりri
生uまれmare変kaわりwari続tsuduけるkeru
哲学者tetsugakusyaたちのtachino亡霊boureiとto歩aruくku このkono散歩道sanpomichi
哲学tetsugakuのno理屈rikutsu 捨suててtete歩aruくku このkono散歩道sanpomichi
頭atamaのno中nakaをすっかりwosukkari空soraにすればnisureba
自然shizenにni歩aruきki出daせるseru
哲学者tetsugakusyaたちのtachino亡霊boureiがga語kataるru このkono散歩道sanpomichi
哲学tetsugakuのno言葉kotobaはha 一瞬issyunのno慰nagusaめme このkono散歩道sanpomichi
蝉zemiがga飛toぶのにbunoni理由riyuuなんかいらないnankairanai
自然shizenにni身miをまかせてwomakasete