反論 歌詞 映秀。 ふりがな付

空想くうそう論者ろんじゃのおでましだ
妥協だきょう妥協だきょうだ今日きょうも自分じぶんに嘘うそついて
現実げんじつ逃避とうひをも逃のがして
誰だれか傷きずつけ刺ささなきゃ
やってらんないみたいだ

自由じゆうと言葉ことばを握にぎって
面被めんかぶりって打うってから喰くらって
口くちを揃そろえてみな言いうんだ
「有名人ゆうめいじんだからしょうがないね」
小学校しょうがっこうや高校こうこうで習ならうはずでしょ?
「ちくちく言葉ことばはやめましょう」
そんな単純たんじゅんで短文たんぶんで多分たぶんね
明白めいはくなことでも見みえなくなってんだ

今朝けさテレビで見みたんだ あの人ひとが宙ちゅうを舞まったらしい
過去かこにならなきゃわからぬ事ことなのか?

宣誓せんせい 僕ぼく負まけないから 前まえを向むいて 音おと鳴ならして逝いく
上手うまい下手へただとかコード違ちげえとか
かっこわるいとか言いってりゃいいさ
こちとらあんたのために
声こえ枯からしてるわけじゃねえんだよ
先生せんせいも知しらないこと 世界せかいの理ことわり求もとめて
蝉せみが煩うるさくてRECもできねえ
夏なつが明あけても汗あせが止やまねえ
うるせえ蝉せみよりうるせえ奴等やつらに告つげる
お前まえが嫌きらいだ

古参こさん古参こさんと喚わめく新参者しんざんものが
評論家ひょうろんか気取きどりのお兄にいさんが
音楽おんがくを聴きかないお姉ねえさんが
傍観者ぼうかんしゃのフリしてる君きみが
噛かみ付ついてくる中高生ちゅうこうせいたちが
まとまってくる集団しゅうだん社会しゃかいが
正義せいぎで正義せいぎをぶん殴なぐってんだ

もしも君きみの大切たいせつな人ひとが明日あした 紅あかく散ちったとしたら
時ときを戻もどせやしない事こと そのくらいはもうわかるだろ?

全ぜん全ぜん全部ぜんぶぶっ飛とばして 己おのれの音おと 掻かき鳴ならして行いけ
頭あたま悪わるいとか背せが小ちいさいとか
センスや才能さいのうがあるとかないとか
どーでもいいから先さきに 安直あんちょくでいいから歪ひずませろ
全ぜん人類じんるい知しらないこと 世界せかいの理ことわり求もとめて
蝉せみに負まけてちゃRECもできねえ
夜よるが明あけてもまだ眠ねむれねえ
うるせえ蝉せみよりうるせえ様ように生いきる
僕ぼくはそうするよ