夏風メランコリー 歌詞 竹中凌平 ふりがな付

汗あせがにじむ 教室きょうしつ
照てり返かえしてる 夏なつの空そら
映うつし出だしてる 金魚きんぎょ鉢ばち
映写機えいしゃきの中なか 泳およいでる

自由じゆうに泳およぐには重おもたすぎて
ぼんやりと浮ういてる赤あか
話題わだいは昨日きのう見みた バラエティ
上うわの空そら 伏ふし目めがちな君きみ

どこまでも不公平ふこうへいな
それぞれの青あおを
偽いつわり 染そめていく 茜空あかねぞら

ヒグラシが鳴なく 朝あさ
アサガオに水みずをあげる 君きみ
ドラマのヒロインみたいで
言葉ことばにできず 見惚みとれてた

入道雲にゅうどうぐもの下した 目めが合あえば
誤魔化ごまかすよう 飲のみ干ほす炭酸たんさん
淡あわく弾はじけていく 純情じゅんじょうを
甘あまく犯おかす 初恋はつこいの味あじ

あなたがくれた気持きもちは
わずらわしい気持きもちは
歪ゆがんだ レスポール 蝉時雨せみしぐれ

どこまでも不公平ふこうへいな
それぞれの青あおを
偽いつわり 染そめていく 茜空あかねぞら
放課ほうか後ご見上みあげた空そらは
吸すい込こまれそうで
秋あきへと 繋つないだ手て 夏なつの影かげ