VELVET NIGHT 歌詞 しゅーず ふりがな付

いつも通どおりに 独ひとり
カウンターの指定席していせき
不意ふいに現あらわれた貴方あなたと鳴ならした
"今夜こんやきりのデート"

そっと隠かくすスマホの画面がめん 気きづかないフリをしてる
濡ぬれたグラス見みつめて
触ふれた手触てざわりに 身みを委ゆだねてる

あの日ひ初はじめて見みる貴方あなたの笑顔えがおが 私わたしの胸むねを彩いろどるように
どんな他愛たわいのないその仕草しぐささえも 私わたしの心こころ 埋うめ尽つくすの…
"他ほかの誰だれか"なんてない 私わたしには貴方あなたしか居いない
そう思おもわせて

知しりたくないと 触ふれた指ゆびの跡あとに目めを閉とじて
ふたり 包つつむベルベッドに
ずっとこのままを夢見ゆめみて

あの日ひ初はじめて見みた貴方あなたの涙なみだが 私わたしの頬ほおを伝つたわるように
ずっと終おわりのないこの思おもいさえも 貴方あなたの心こころ満みたせないの…?
"きっといつか"なんてない 貴方あなたには私わたししかなんて
そう思おもえない

「行いかないで 私わたしだけ独ひとりにしないで」なんて
言いえる日ひは きっと来こないから
泣なきそうな瞳ひとみで いつものようにヘタクソに笑わらうの

最後さいごに見みる貴方あなたの瞳ひとみに 私わたしの影かげ探さがせないように
きっと未来みらいのないこの結末つづきさえも 二人ふたりの心こころ繋つなげないの…
"他ほかの誰だれか"なんてない 私わたしだけ「さよなら」を言いうの
笑顔えがおのままで…