花瓶に水 歌詞 三浦隆一 ふりがな付

時計とけいの秒針びょうしんに追おい回まわされるように息継いきつぎもできず走はしる
今日きょうの出来事できごとも未来みらい予想よそう図ずも残のこせないままに消きえた

葉はが落おちてく木々きぎに重かさねた 僕ぼくの日々ひびも枯かれてくのか

もう諦あきらめるか 想像そうぞうすらできない 足踏あしぶみしてるのわかってても
ただやり過すごす 繰くり返かえしの中なか 僕ぼくの青あおい春はる 溢あふれた

ふいに立たち止どまる 息切いきぎれはないな 周まわりの景色けしきも見みえて
今日きょうの出来事できごとも未来みらい予想よそう図ずも描えがける 微かすかな呼吸こきゅう

重かさねた時ときが体からだに溶とけて 新あらたな僕ぼくを作つくってた

もう諦あきらめてた 愛想あいそが尽つきてた 残のこり時間じかんも無意味むいみだと
でも無駄むだじゃなかった 糧かてになってた 花瓶かびんに水みずをやるように

春はるに芽吹めぶく木々きぎに重かさねた 僕ぼくの日々ひびはまた始はじまる

もうじき咲さくだろう 妄想もうそうじゃないんだ 起おこる全すべてが糧かてになる
有限ゆうげんの時ときの全すべてを活いかすよ 花瓶かびんに水みずをやるように