泡沫うたかたの夢ゆめに抱だかれて 宵よいの月つき見上みあげたなら
指先ゆびさきを少すこしずつ重かさねて 天てんにまた手てを伸のばす
乙女おとめよ 今いま咲さき誇ほこれ 旋律せんりつのままに
ひらひらと舞まい散ちる花はなに溶とけ込こむように
今宵こよいは御祭おまつり騒さわぎ ゆらりゆられて
競きそい合あう魂たましい 空そらの果はてに
響ひびき合あう歌うたが 旗はた掲かかげる
艶あでやかに胸むねの奥おく 熱あつく燃もえる
歌うたえ踊おどれ 音おとを彼方かなたに
ほら もっともっと声こえ上あげて
そう、天てんまで響ひびけ
歌うたえ踊おどれ この夜よるを越こえ
現うつつ 幻まぼろし いざ行ゆけ 乙女おとめは強つよし
乙女おとめよ 忠義ちゅうぎを果はたせ 赴おもむくままに
柵さくを断たち切きるほどに 鋭するどい意志いし
浮うき世よに鳴なく蝉時雨せみしぐれ 空そらに浮うかべて
言霊ことだまの十六じゅうろく夜や 街まちを照てらす
共ともに分わかち合あう 夢ゆめ 宿命しゅくめい
闘たたかいがその身体からだ 熱あつくさせる
歌うたえ踊おどれ 胡蝶こちょうの如ごとく
ほら もっともっと腕うで上あげて
そう、天てんまで届とどけ
歌うたえ踊おどれ 散ちりゆくなかれ
契ちぎり 信念しんねん 貫つらぬけ 命いのち続つづく限かぎり
喜よろこびも悲かなしみも 強つよさに変かわるだろう
夢ゆめを想おもい奏かなでる 天あまつ乙女おとめたちは永久えいきゅう
響ひびき合あう歌うたが 旗はた掲かかげる
艶あでやかに胸むねの奥おく 熱あつく燃もえる
歌うたえ踊おどれ 音おとを彼方かなたに
ほら もっともっと声こえ上あげて
そう、天てんまで響ひびけ
歌うたえ踊おどれ この夜よるを越こえ
現うつつ 幻まぼろし いざ行ゆけ
乙女おとめよ、強つよくあれ
泡沫utakataのno夢yumeにni抱daかれてkarete 宵yoiのno月tsuki見上miaげたならgetanara
指先yubisakiをwo少sukoしずつshizutsu重kasaねてnete 天tenにまたnimata手teをwo伸noばすbasu
乙女otomeよyo 今ima咲saきki誇hokoれre 旋律senritsuのままにnomamani
ひらひらとhirahirato舞maいi散chiるru花hanaにni溶toけke込koむようにmuyouni
今宵koyoiはha御祭omatsuりri騒sawaぎgi ゆらりゆられてyurariyurarete
競kisoいi合aうu魂tamashii 空soraのno果haてにteni
響hibiきki合aうu歌utaがga 旗hata掲kakaげるgeru
艶adeやかにyakani胸muneのno奥oku 熱atsuくku燃moえるeru
歌utaえe踊odoれre 音otoをwo彼方kanataにni
ほらhora もっともっとmottomotto声koe上aげてgete
そうsou、天tenまでmade響hibiけke
歌utaえe踊odoれre このkono夜yoruをwo越koえe
現utsutsu 幻maboroshi いざiza行yuけke 乙女otomeはha強tsuyoしshi
乙女otomeよyo 忠義chuugiをwo果haたせtase 赴omomuくままにkumamani
柵sakuをwo断taちchi切kiるほどにruhodoni 鋭surudoいi意志ishi
浮uきki世yoにni鳴naくku蝉時雨semishigure 空soraにni浮uかべてkabete
言霊kotodamaのno十六juuroku夜ya 街machiをwo照teらすrasu
共tomoにni分waかちkachi合aうu 夢yume 宿命syukumei
闘tatakaいがそのigasono身体karada 熱atsuくさせるkusaseru
歌utaえe踊odoれre 胡蝶kochouのno如gotoくku
ほらhora もっともっとmottomotto腕ude上aげてgete
そうsou、天tenまでmade届todoけke
歌utaえe踊odoれre 散chiりゆくなかれriyukunakare
契chigiりri 信念shinnen 貫tsuranuけke 命inochi続tsuduくku限kagiりri
喜yorokoびもbimo悲kanaしみもshimimo 強tsuyoさにsani変kaわるだろうwarudarou
夢yumeをwo想omoいi奏kanaでるderu 天amaつtsu乙女otomeたちはtachiha永久eikyuu
響hibiきki合aうu歌utaがga 旗hata掲kakaげるgeru
艶adeやかにyakani胸muneのno奥oku 熱atsuくku燃moえるeru
歌utaえe踊odoれre 音otoをwo彼方kanataにni
ほらhora もっともっとmottomotto声koe上aげてgete
そうsou、天tenまでmade響hibiけke
歌utaえe踊odoれre このkono夜yoruをwo越koえe
現utsutsu 幻maboroshi いざiza行yuけke
乙女otomeよyo、強tsuyoくあれkuare