声こえを上あげろ
黙だまった僕ぼくの存在そんざい意義いぎなんて
どこにもないんだ
新あたらしい靴くつおろすと
すぐ土砂降どしゃぶりの雨あめで
傘かさを持もつとほら
嘘うそみたいに晴はれるんだ
昔むかしからいつもツイてない星回ほしまわり
鼻はなをすする音おとを雨あめがかき消けした
代かわりはいくらでもいて
選えらばれない自分じぶん
俯うつむき歩あるき見みつけた花はなの名なは
そっと春はるを告つげるスノードロップ
青あおく揺ゆれる理想りそうと夢ゆめが
また不甲斐ふがいない僕ぼくを衝つき動うごかすから
声こえを上あげろ
黙だまった僕ぼくの存在そんざい意義いぎなんて
どこにもないんだ
◆もがけよ やりきれない世界せかいで
「どうでもいい」とか
「わからない」だとか
そのまま歌うたうのは簡単かんたんだけど
答こたえがないような気きがしても
諦あきらめきれず探さがす日々ひびは無駄むだじゃない
考かんがえすぎだと笑わらう君きみを思おもい出だす
流ながれ流ながされ過すごせば楽らくになる
でもそんな弱よわい僕ぼくは嫌いやなんだ
エゴでもいい 偽善ぎぜんでもいい
この歌声うたごえだけが二人ふたりを繋つなぐから
声こえにならない痛いたみは
眠ねむれない夜よるの祈いのりに変かえよう
希望きぼうと不条理ふじょうりを抱かかえ
「変かわらずにいて」そう願ねがうのは
ワガママだと分わかっているよ
あの日ひの君きみと僕ぼくは
あの日ひのまま心こころに
もう雨あめは上あがった
晴はれた空そらを仰あおぎ見みる
過去かこも傷きずもこの苦くるしみも
手放てばなさずに向むき合あうことを決きめたんだ
落おちる雪ゆきと
孤独こどくに凍こごえた背中せなかは
遠とおい記憶きおく
青あおく揺ゆれる理想りそうと夢ゆめが
また不甲斐ふがいない僕ぼくを衝つき動うごかすから
声こえを上あげろ
無力むりょくさを嘆なげいてないで
扉とびらを開あけよう
涙なみだが乾かわいたら未来みらいへ
声koeをwo上aげろgero
黙damaったtta僕bokuのno存在sonzai意義igiなんてnante
どこにもないんだdokonimonainda
新ataraしいshii靴kutsuおろすとorosuto
すぐsugu土砂降dosyabuりのrino雨ameでde
傘kasaをwo持moつとほらtsutohora
嘘usoみたいにmitaini晴haれるんだrerunda
昔mukashiからいつもkaraitsumoツイtsuiてないtenai星回hoshimawaりri
鼻hanaをすするwosusuru音otoをwo雨ameがかきgakaki消keしたshita
代kaわりはいくらでもいてwarihaikurademoite
選eraばれないbarenai自分jibun
俯utsumuきki歩aruきki見miつけたtsuketa花hanaのno名naはha
そっとsotto春haruをwo告tsuげるgeruスノsunoードロップdoroppu
青aoくku揺yuれるreru理想risouとto夢yumeがga
またmata不甲斐fugaiないnai僕bokuをwo衝tsuきki動ugoかすからkasukara
声koeをwo上aげろgero
黙damaったtta僕bokuのno存在sonzai意義igiなんてnante
どこにもないんだdokonimonainda
◆mogaけよkeyo やりきれないyarikirenai世界sekaiでde
「どうでもいいdoudemoii」とかtoka
「わからないwakaranai」だとかdatoka
そのままsonomama歌utaうのはunoha簡単kantanだけどdakedo
答kotaえがないようなeganaiyouna気kiがしてもgashitemo
諦akiraめきれずmekirezu探sagaすsu日々hibiはha無駄mudaじゃないjanai
考kangaえすぎだとesugidato笑waraうu君kimiをwo思omoいi出daすsu
流nagaれre流nagaされsare過suごせばgoseba楽rakuになるninaru
でもそんなdemosonna弱yowaいi僕bokuはha嫌iyaなんだnanda
エゴegoでもいいdemoii 偽善gizenでもいいdemoii
このkono歌声utagoeだけがdakega二人futariをwo繋tsunaぐからgukara
声koeにならないninaranai痛itaみはmiha
眠nemuれないrenai夜yoruのno祈inoりにrini変kaえようeyou
希望kibouとto不条理fujouriをwo抱kakaえe
「変kaわらずにいてwarazuniite」そうsou願negaうのはunoha
ワガママwagamamaだとdato分waかっているよkatteiruyo
あのano日hiのno君kimiとto僕bokuはha
あのano日hiのままnomama心kokoroにni
もうmou雨ameはha上aがったgatta
晴haれたreta空soraをwo仰aoぎgi見miるru
過去kakoもmo傷kizuもこのmokono苦kuruしみもshimimo
手放tebanaさずにsazuni向muきki合aうことをukotowo決kiめたんだmetanda
落oちるchiru雪yukiとto
孤独kodokuにni凍kogoえたeta背中senakaはha
遠tooいi記憶kioku
青aoくku揺yuれるreru理想risouとto夢yumeがga
またmata不甲斐fugaiないnai僕bokuをwo衝tsuきki動ugoかすからkasukara
声koeをwo上aげろgero
無力muryokuさをsawo嘆nageいてないでitenaide
扉tobiraをwo開aけようkeyou
涙namidaがga乾kawaいたらitara未来miraiへhe