名前のないChristmas Song 歌詞 伊藤蘭 ふりがな付

"冬ふゆのダイアモンド"
星座せいざたどる夢ゆめを
見みせてあげる今夜こんや
抜ぬけ出だしておいでそっと
夜空よぞらを君きみに♪

小ちいさな黒くろい音符おんぷ
書かきかけの五線紙ごせんしに
誰だれも知しらない
クリスマスソング
途切とぎれたまま
凍こごえてる

街まちも人ひともみんな
眩まぶしすぎて苦手にがてだと
笑わらった肩かたを
抱だきしめたかった…
涙なみだに揺ゆれ出だす灯あかり

手てのひらのSnow flake
白しろいポインセチア

あなたにも見みえているでしょう?
泣ないてばかりいた訳わけじゃない
気きづいたの
光ひかりと影かげがある
それが"世界せかい"なのね

いつかまた会あえると
十二じゅうに月がつの空そら遠とおく
永遠とわの恋人こいびと

浜辺はまべに流ながれ着ついた
ヴァイオラは信しんじてた
探さがし続つづける
自分じぶんに似にた人ひと
運命うんめいの巡めぐり逢あいを

「十二じゅうに夜や」観みたあの日ひ
すれ違ちがう恋こいの喜劇きげき
芝居しばいのあとの行方ゆくえも語かたらず
どこまでも歩あるいた道みち

行いかないで Snow bird
そのまま消きえないで

あなたにも届とどいてるでしょう?
名前なまえのない歌うた 唄うたう声こえ

いつの日ひか
長ながい旅たびの先さきで
待まち合あわせしましょう

巡めぐり巡めぐる星ほしと
十二じゅうに月がつの空そら
今いまも
永遠えいえんの恋人こいびと
永遠えいえんの恋人こいびと