手紙 歌詞 工藤あやの ふりがな付

逢あったら辛つらくなるからと
最後さいごは手紙てがみくれました
せめて見送みおくり来きてほしい
独ひとり電車でんしゃに乗のりました
あの街まちの風かぜの音おと海うみの色いろ
その中なかにはいつもあなた
突然とつぜんに届とどいた手紙てがみ 嬉うれしい怖こわい
あなたに逢あいたい 逢あえない

一人ひとり前まえになるまでは
帰かえりたくない帰かえれない
そろりそろりと封ふうを切きる
その指先ゆびさきが震ふるえてる
手紙てがみから懐なつかしいあの香かおり
故郷ふるさとを想おもえばあなた
読よまずとも伝つたわる別わかれ 溢あふれる涙なみだ
あなたに逢あいたい 逢あえない

幸しあわせになるのなら諦あきらめる
愛あいしてるのはそうあなた
最後さいごまで読よまないわたし 心こころを終しまう
あなたに逢あいたい 逢あいたい
あなたに さよなら