とこしえに 歌詞 貝田由里子 ふりがな付

夜よるに沈しずむ 涙なみだは 報むくわれることはない
地ちの彼方かなたに 羽音はおとが 眠ねむる場所ばしょ 探さがすまで
そこからまた 星ほしを従したがえ 遙はるか
とこしえに 命いのちはめぐる

誰だれかのため あなたは なにを捧ささげてきたの?
投なげ出だす 身みは 泥どろのカルマに まみれてる
どうか 拳こぶしを解とき 胸むねに手てを当あてて

海うみにはなれなくても さざ波なみを 聴きかせましょう
空そらにはなれなくても そよ風かぜを 吹ふかせましょう
あなたの心こころが安やすらげるよう

力ちからだけで 未来みらいを 奪うばうなんてできない
あなたはその 報むくいを 知しり尽つくしてる
ねぇ 静しずかに目めを閉とじて 時ときはいま 変かわる

希望きぼうと呼よぶものさえ
欲望よくぼうになる
耐たえるほど心こころは脆もろい
愛あいは楔くさび ただ ただ ただ

花はなにはなれなくても 幸しあわせを 飾かざりましょう
鳥とりにはなれなくても 囀さえずりを 届とどけましょう
背せに負おったその荷物にもつ もう過去かこに置おいて
あなたのためだけそばにいるから