夜光 歌詞 東山奈央 ふりがな付

騒さわがしい街まちでもこの時間じかんは
人々ひとびとがすべて止とまったみたい

ハロー 僕ぼくらの世界せかい
待まち続つづけた
オゾン色いろの空そらが黒くろく溶とけた

夜よるが来くる
虚構きょこうに塗まみれたあの教条きょうじょう的てきな声こえが聞きこえる
そう 真実しんじつはこの心こころにしか無ないんだ
確たしかな光ひかり集あつめた夜よる

秒針びょうしんやかましく泣なきわめいてる
ぼんやり目覚めざめた夢ゆめの景色けしき

夜よるが来くる
光ひかりに溢あふれたあの空想くうそう都市としはもうすでに遠とおい
そう 現実げんじつはすべてが綺麗きれいじゃないんだ
ならいっそ最後さいごまで居いさせて

さよならあの日ひのあなた
夜明よあけを待またず向むかった
ほんの数千万すうせんまん秒びょう前まえと同おなじ星ほしを見上みあげた

夜よるが来くる
夜明よあけを待まってる
悲かなしい今日きょうとは違ちがう明日あしたを祈いのってる
その日ひまでは一人ひとりきりのパレードだ
記憶きおくだけ残のこして

この日ひだけはきっと忘わすれはしないんだ
流星りゅうせい潜ひそむ空そら見みつめて

ハロー 僕ぼくらの世界せかい
夜光やこうと化かしてる
二ふたつの光ひかりが
混まざり合あってる