いつわり・さのさ 2022 歌詞 高橋キヨ子 ふりがな付

ひとり思案しあんの おんなの宿やどは
おもい尾おをひく 浮名うきな川がわ
夢ゆめかうつつか まぼろしか
炎もえて身みを焼やく あかね雲ぐも
いつわりいやいや いつわりいやいや
身みを焦こがす

ネエ～ あなた
水みずに笹舟ささぶね 流ながしても
泊とまる入江いりえの憎にくらしや
惚ほれて焦こがれてネエ 待またされて
夢ゆめと添寝そいねの 片かた羽鳥わどり

甘あまいささやき 心こころで消けして
流ながれてゆきます 女川おんながわ
はかない恋こいと 知しりながら
つもる未練みれんの 浮世うきよぐせ
いつわりいやいや いつわりいやいや
身みを焦こがす

想おもい投なげれば 川かわが泣なく
色香いろかうつして 濤なみが呼よぶ
いつわりいやいや いつわりいやいや
身みを焦こがす