命の続き 歌詞 22/7 ふりがな付

「話はなすことなんて何なにもない」

「今日きょうも昨日きのうもその前まえの日ひも
いいことなんて何なにもなかった
物心ものごころついた時ときからずっと
心底しんそこ楽たのしいことってあったのかなあ
最後さいごに笑わらったのは
いつだったか
全然ぜんぜん…
覚おぼえてないよ」

「だから、いつの日ひからか生いきることに
全まったく 興味きょうみがなくなってしまった
いつ死しんだっていいや
いや、むしろ早はやく死しにたくなった」

「死しぬことは何なにも怖こわくない
だって 元々もともと、何なにもない"無む"になるってことだろう?」

らららら ららららら
らららら ららららら
らららら ららららら
独ひとり言ごとさ

「それでも 今いまもこうして生いきてるってことは
ただ川かわが堰せき止とめられずに流ながれてるだけで
きっかけがなかっただけだって思おもう」

「心こころが壊こわれてしまうような出来事できごとがあれば
僕ぼくは呼吸こきゅうすることすら面倒めんどうになっていただろう」

そんなに頑張がんばってどうするの?
何なにを乗のり越こえようとしてるの?
そんなもの 放ほうり出だしちゃえば 楽らくになる人生じんせい

その続つづき その続つづき
ねえ続つづきを教おしえてよ
「明日あしたになったら 何なにが待まってる?
楽たのしいこと? 悲かなしいこと?」
その続つづき
ねえ続つづきがあるんでしょう?
「こんなに無理むりして 生いきるってことは
きっとしあわせになれるってことですか?」
その続つづき その続つづき
それはどんな世界せかいなの?
「あと少すこしだけ もう少すこしだけ
生いきてみようと思おもうってことは そういうことか」
次つぎのページめくるために
人ひとは誰だれも夢見ゆめみるんだ
命いのちの続つづき
「明日あしたは 明日あしたは 明日あしたは
どんな どんな どんな一いち日にちなのかな」

夜よるの空そらに(ぽっかり)
まんまるな月つき(満月まんげつ)
やがて欠かけて
形かたち 変かわるもの
自分じぶん自身じしん少すこしずつ
成長せいちょうし 変かわってること
気きづいていない
何なにも見みえない
暗闇くらやみに
痛いたみと希望きぼう

これからどう生いきればいい?
どこに向むかって行いけばいい?
どうしたって 何なにをしたって 時間じかんが経たてば

まだ途中とちゅう
まだ途中とちゅう まだ途中とちゅう
僕ぼくは何なにもできてない
「だから毎日まいにち 思おもい悩なやんで
右みぎへ行いったり 左ひだりへ行いったり…」
まだ途中とちゅう
何なにの途中とちゅうなんだろう?
「今いま 持もってるものを捨すてたっていいけど
次つぎに手てに入いれたい何なにかとは何なにだ?」
まだ途中とちゅう まだ途中とちゅう
何なにかやらなきゃいけない
「もっと生いきたい もっと生いきたい
生いきる理由りゆうが 僕ぼくは欲ほしいんだ」
そして僕ぼくは気きづいたんだ
その答こたえを知しりたいから
「明日あしたは、明日あしたは、明日あしたは
きっと 何なにかがあるんだ」
それだけを期待きたいしながら
人ひとは生いきてく

「なぜ 生いきているのかって?
明日あしたになればわかるよ…」