渋谷のマリア 歌詞 おかゆ ふりがな付

道玄坂どうげんざかで マリアは生うまれたの
ネオンに囲かこまれた あの家うちで
歌うたうのが大好だいすきな 母ははの姿すがた見みて
雑踏ざっとうにまぎれて 育そだてられた

地元じもとの仲間なかまは ド派手はでなメイクで
交差こうさ点てん 真まん中なかで 踊おどっていたよ
いつでもマリアは ハチ公こうで待まちぼうけ
画面がめんで鳴なり響ひびく 失恋しつれんソング

道玄坂どうげんざかの マリアはオトナになった
冴さえない男おとこを 追おいかけて
着飾きかざる理由りゆうが 欲ほしいだけだった
虚うつろに登のぼってた スペイン坂ざか

いつしか仲間なかまは 会社かいしゃに勤つとめて
綺麗きれいな髪型かみがたで 歩あるいていたよ
プラネタリウムは 今いまはもう無ないけれど
夜空よぞらをさがして 涙なみだ隠かくすよ

行ゆき交かう人ひとの 生いき様ざまが見みえる
交差こうさ点てん 真まん中なかで 立たち止どまる
渋谷しぶやのマリアは 気付きづけばひとりぼっち
ギターを抱かかえて 歌うたっているよ

渋谷しぶやという谷たにに 時代じだいが降ふり積つもる
いまでもあの場所ばしょで 歌うたっているよ