散華 歌詞 Houts ふりがな付

夕ゆう化粧げしょう着飾きかざり花はな開ひらいて
朝あさぼらけ枯かれ消きえ忘わすれて
また黄昏たそがれを待まつの
貴方あなたを求もとめて
芽吹めぶかない想おもいを

どんなに美うつくしい時ときも
時ときが経たてば朽くちるでしょう?
永遠とわになんて言ことの葉はは
内気うちきな私わたしには似合にあわない
だから

微笑ほほえみがえし 垢付あかづく暁あかつきまで
もしまた生うまれても
なんて想おもいも虚むなしく
記憶きおくも消きえ去さり果はてるだけ

傾かたむいてゆく日差ひざしと長ながく伸のびてく
影かげに
いつか芽生めばえそうな心こころも
もう何なにもいらない
逆さからうことも抗あらがえもしない
あとはただ枯かれていくだけ
交まじわらない花唄はなうた

夜風よかぜは冷つめたく 恋こいは疑うたがわしいわね
本当ほんとうの想おもいも 伝つたわらないまま
明日あすも誰だれかに染そめられ色付いろづくの

夕ゆう化粧げしょう着飾きかざり花はな開ひらいて
朝あさぼらけ枯かれ消きえ忘わすれて
まだ夢見心地ゆめみごこちの貴方あなたを残のこして
さよならも言いえないまま

傾かたむいてゆく日差ひざしと長ながく伸のびてく
影かげに
いつか芽生めばえそうな心こころも
どうせ枯かれてしまうなら
嗚呼ああ この想おもいだけは言いわせて
消きえない様ように消きえない様ように
そう願ねがってまた枯かれ咲さかせ