飴色 歌詞 DOLLCHESTRA ふりがな付

色いろの褪あせた帰かえり道みち
頬ほほを木枯こがらしが撫なでる
何なにも話はなさなくたって
全部ぜんぶ 分わかるはずないよね

少すこし冷ひえた手てのひらに
君きみとの時間じかんを乗のせる
数かぞえきれないほどの希望きぼう
どれもが温あたたかいんだ

明日あしたも そのあとも
言いえずに終おわるんだろう
君きみと出会であったことで
僕ぼくの今いまが在あると

伝つたえたい想おもいを 背負しょって駆かけ出だした
落おち葉ば 舞まい 降ふる道みちの上うえ
もうすぐ きっと話はなせるんだ
でも困こまらせてしまうかな

君きみが歩あるく並木道なみきみち
風景ふうけいに僕ぼくも混まざれば
綺麗きれいじゃなくなるけれど
隣となりに居いたいよ 今日きょうは

涙なみだも喜よろこびも
悩なやみも分わけ合あえたら
幸しあわせだと思おもうから
君きみの名前なまえを呼よぶ

飾かざらない願ねがいは 結局けっきょく 隠かくした
並ならんで歩あるく道みちは未来みらい
こうして ずっとこの時間じかんが
続つづけば良いいって思おもうけれど

届とどかない想おもいは 自分じぶんのせいだ
分わかっていても踏ふみ出だせない
最後さいごに ぎゅっと手てを握にぎって
「また明日あした」 精一杯せいいっぱいだった

揺ゆらがない想おもいを 背負しょって駆かけ出だした
落おち葉ば 舞まい 降ふる道みちの上うえ
この先さき もっと返かえしたいんだ
言葉ことばでは足たりないけどさ

色いろの褪あせた帰かえり道みち
頬ほほを木枯こがらしが撫なでる
伝つたえそびれた想おもいを
運はこんでくれたら良いいのに