Tepid 歌詞 叶 ふりがな付

及第点きゅうだいてんの少すこし上うえ alright
問題もんだいはないけれど 煌きらめいてもない
単調たんちょうな日常にちじょうだって 存外ぞんがい
悪わるくはないのに 何なにかしら足たりない

プラス・マイナスを全すべて足たし合あわせたなら
結局けっきょくゼロになると なんとなく分わかる
口くちから吐はき出だすCO2が
嗚呼ああ 視界しかいを煙けむらせる

風かぜの吹ふかないこの部屋へやで
漂ただよう生なまぬるい生活せいかつ
代かわり映ばえない気怠けだるさに
何故なぜか安堵あんどしたり

更新こうしん期限きげん過すぎてた 脳内のうない
流ながれるニュースに 現実げんじつ感かんもない
10年ねん後ごどうなってんの?
…なるようにしかなんないよな

常温じょうおんのグラスの中身なかみ 捨すてるのも忍しのびなくて
キッチンの目めの前まえで 一気いっきに飲のみ干ほす
ぼやけたこの味気無あじきなさが
嗚呼ああ 今いまの僕ぼくみたいだ

刺激しげきに縋すがっているより
このくらいでいいのかもな
そう思おもえた僕ぼくはきっと
オトナになってしまった

上うえも下したもキリがない 比較ひかくするのもしょうもない
安寧あんねいを燻くすぶらせて やり過すごせたら
そのままどこまで行いけるのだろう

風かぜの吹ふかないこの部屋へやで
漂ただよう生なまぬるい生活せいかつ
代かわり映ばえない気怠けだるさも
どこか愛いとおしくて なんて