あるものねだり 歌詞 音羽-otoha- ふりがな付

黙だまれよ
全部ぜんぶ持もってる癖くせして
全部ぜんぶ持もってないないみたいなface
あーやだやだもう反吐へどが出でそうです
そうです 僕ぼくらは下衆げすです

教科書きょうかしょには載のってないしもう
どうせ先生せんせいも教おしえちゃくれないよ
都合良つごうよく出来できてんだろう
全ぜん自動じどうで簡単かんたんに忘わすれるsystem

あああああ
もうてんで駄目だめ駄目だめ
今日きょうもなんも出来できなくて荒あれ荒あれ
病やめるときも 生いきる価値かちのないときも
何一なにひとつおもろいことがないときも
そう あるものねだり
与あたえられたもの忘わすれてばかり
こんな僕ぼくが こんな馬鹿ばかが
生いきててなんで なんで なんで

ねだって唸うなって奪うばってばっか
薄暗うすぐらい路地ろじを選えり歩あるくように
ねだって唸うなって奪うばってばっか
しょうもないしょうがないを
繰くり返かえしている

不器用ぶきようだがなんだかんだ首くびの皮かわ一枚いちまい繋つながってる家族かぞくと
踏ふみ込こめやしないが踏ふみ込こまんでも良いい距離感きょりかんの友達ともだち
説教せっきょうには慣なれないがなんかええ感かんじに飲のめてる大人おとな達たち
ある程度ていど守まもられたこの生なまぬるい生活せいかつ

これ以上いじょうはもう要いらないだろう
飽あき足たらずまた嘆なげき泣なくの?
何なにか足たりない?何なにが足たりない?
何なにが気きに食くわない?

なあ そんな徒然つれづれ
偉えらそうに自じ語がたってもブレブレ
その程度ていどじゃ 生いきる意味いみを見失みうしなった
誰だれかを救すくうなんて笑わらわせんなよ
なあ あるものねだり
所詮しょせんは薄うすっぺらな口くちばかり
こんな僕ぼくが こんな贋がせが
生いきてもいいの いいの いいの?

あああああ
もうてんで駄目だめ駄目だめ
今日きょうもなんも出来できなくて荒あれ荒あれ
病やめるときも 生いきる価値かちのないときも
何一なにひとつおもろいことがないときも
そう あるものねだり
与あたえられたもの忘わすれてばかり
こんな僕ぼくが こんな馬鹿ばかが
生いきててなんで なんで なんで

ねだって唸うなって奪うばってばっか
薄暗うすぐらい路地ろじを選えり歩あるくように
ねだって唸うなって奪うばってばっか
しょうもないしょうがないを
繰くり返かえしている

神かみ様さま
罰ばつ当あてるのがもしも
適当てきとうに気分きぶんで決きめてんなら
この怠惰たいだな身体からだに落おとすべきです
あるものねだりの下衆げすです