Tempest 歌詞 Morfonica ふりがな付

悲劇ひげきだと歌うたうなら 救すくわれた気きがした
縋すがりついて なじって 求もとめて 嘆なげいて
容赦ようしゃなく牙きばをむき 全すべてを壊こわした
それが私わたしにとっての免罪符めんざいふのように

喧騒けんそうに飲のまれて 涙なみだを吐はき出だした空そら
弱よわさを知しるたび 私わたしは私わたしでほどかれていく
もう十分じゅうぶんだよと ため息いきに寄より添そって(頷うなずいた)
光ひかりを信しんじたっていい(夢ゆめを見みたっていい)
刻きざまれた痛いたみの分ぶんだけ 声こえを張はり上あげて

悲劇ひげきで(Da da la ta)
終おわらせない(Da da la ta)
解とき放はなて どんな過去かこも後悔こうかいも運命うんめいも
(Daybreak coming)
理由りゆうも(Da da la ta)
言いい訳わけもいらない(Da da la ta)
何なにもかも等ひとしくありのままを ただ許ゆるすんだと
攫さらわれないように目めを凝こらして
今いま 夜明よあけの向むこうまで 駆かけ出だすんだ

求もとめれば求もとめた分ぶん 失うしなっていくんだ
傷きずだらけの願ねがいは 独ひとり呟つぶやいて
誰だれのための表情ひょうじょうで 言葉ことばを紡つむぐの?
荒すさぶる群むれの中なかへ 静しずけさを探さがして

何なにもかも全部ぜんぶ 初はじめから持もっていたんだ
見みないふり をするのは もう止とめよう

悲劇ひげきで(Da da la ta)
終おわらせない(Da da la ta)
真実しんじつはどんな形かたちで受うけ入いれるかだから
(Daybreak coming)
鮮あざやかに(Da da la ta)
エンドロールを飾かざる花はなは(Da da la ta)
枯かれることを知しらないと言いって笑わらってみせたの
手放てばなさなかったのは 他たでもない私わたしだったんだ
さあ 恐おそれないで

悲劇ひげきで(Da da la ta)
終おわらせない(Da da la ta)
待まってるの 私わたしたちの素晴すばらしい新世界しんせかいが
(Daybreak coming)
雲くも一ひとつ無ない(Da da la ta)
眩まぶしい空そらへ(Da da la ta)
晴はれやかな自由じゆうは 太陽たいようと一緒いっしょに両りょう手てを広ひろげ
風かぜはおだやかに鳴なり渡わたる
今いま 夜明よあけの向むこうまで 駆かけ出だすんだ