北の岬 歌詞 大空亜由美 ふりがな付

北きたの岬みさきを 吹ふきさらす
夢ゆめも凍いてつく 氷こおり風かぜ
すがるお前まえを 振ふりすてた
男おとこのわがまゝ こころで詫わびて
ひとり流ながれて 津軽つがるから
ヒュルル ヒュルルル ヒューヒュルル
ヒュルル ヒュルルル ヒューヒュルル
今日きょうは能登路のとじの 能登路のとじの旅たびの果はて

鉛色なまりいろした 荒海あらうみに
風かぜのまぼろし 三味しゃみの音おと
弱よわい身体からだで 待まつと云いう
お前まえの噂うわさが 千切ちぎれるような
北きたの半島はんとう 降ふる雪ゆきは
ヒュルル ヒュルルル ヒューヒュルル
ヒュルル ヒュルルル ヒューヒュルル
足あしの底そこから 底そこから吹ふき上あげる

風かぜに追おわれて 北きたの海うみ
しぶき舞まいとぶ 冬ふゆの華はな
凍こおる涙なみだの 痛いたみより
お前まえの真心こころが この身みを責せめる
届とどく噂うわさの その先さきは
ヒュルル ヒュルルル ヒューヒュルル
ヒュルル ヒュルルル ヒューヒュルル
怒涛どとう逆巻さかまく 逆巻さかまく波なみばかり