氷花 歌詞 走裕介 ふりがな付

白しろい氷こおりを ちりばめた
あれは涙なみだの 花はななのか
ひとり佇たたずむ 阿寒湖あかんこに
早朝あさの三日月みかづき 細ほそい傷きず
幸しあわせひとつ あげられず
別わかれて悔くやむ ことばかり
氷花ひょうか 氷花ひょうか 氷こおりの花はなよ

なぜかやさしさ 怖こわいのと
胸むねにすがって 泣ないていた
そんな言葉ことばが よみがえる
雪ゆきの釧路くしろの 片隅かたすみで
春はるには遠とおい 空そらの下した
愛あいした過日むかし 幻まぼろしか
氷花ひょうか 氷花ひょうか 儚はかなき花はなよ

啼ないて冬鳥ふゆどり 旅人たびびとに
明日あしたを知しらせて くれるのか
きみが隣となりに いるような
夢ゆめは湖みずうみ 渡わたる風かぜ
逢あわずにいても この心こころ
想おもいは今いまも 変かわらじと
氷花ひょうか 氷花ひょうか 帰かえらぬ花はなよ