カイロに月 歌詞 僕が見たかった青空 ふりがな付

真冬まふゆの通学路つうがくろ 白しろい吐息といきが踊おどる
リュックに隠かくした 想おもいの重おもさだけ
気きづけばいつも 君きみの背中せなか探さがしてる
「じゃあね」って言いえない 臆病おくびょうな帰かえり道みち

カフェラテの湯気ゆげ 見みつめてるフリをしてた
机つくえの落書らくがき 夢見ゆめみてるスケジュール
せまる期末きまつ試験しけん あと何なんページだろう?
書かき込こんだノート 独ひとりきりの夜よる

ポケットの中なか 温あたたかいカイロみたい
触ふれるたび 勇気ゆうきが灯ともるよ
冷つめたい風かぜに吹ふかれても消きえない光ひかり
見上みあげれば月つきが優やさしく照てらしてる
ねぇ、この気持きもち伝つたえたらどうなるの?
雪ゆきが溶とけるみたいに あと少すこし…

チャイムが響ひびけば 明日あしたへ続つづく合図あいず
卒業そつぎょうアルバム 笑顔えがおが眩まぶしすぎる
いつかの放課ほうか後ご 秘密ひみつの話はなしをしたね
隣となりの席せきは 空からっぽになるのかな?

なかなか既読きどくがつかないメッセージ
不安ふあんばかりが空回からまわりしても
「大丈夫だいじょうぶだよ」って 君きみなら言いうかな?
未来みらいの私わたし どんな顔かおで笑わらう?

ガジェットの中なか 詰つめ込こもう思おもい出でを
色褪いろあせず 寄より添そってくれるはず
両手りょうてでそっと包つつみ込こむ小ちいさな冬ふゆを
満みちかけた月つきが静しずかに眺ながめてる
ねぇ、この気持きもち伝つたえてもいいのかな?
花はなが開ひらくみたいに あと少すこし…

あぁ、教室きょうしつの窓まどから 見みた景色けしきは変かわるけれど
繋つないだ手てと手ては 忘わすれない約束やくそく
桜さくらが咲さく頃ころは みんな違ちがう道みち
それでも きっと輝かがやけるって信しんじてる

ポケットの中なか 温あたたかいカイロみたい
触ふれるたび 勇気ゆうきが灯ともるよ
冷つめたい風かぜに吹ふかれても消きえない光ひかり
見上みあげれば月つきが優やさしく照てらしてる
ねぇ、この気持きもち伝つたえたらどうなるの?
雪ゆきが溶とけるみたいに あと少すこし…
あと少すこし…このまま