西側にしがわの校舎こうしゃ抜ぬけ
プレハブの部室ぶしつまで
スカートをなびかせて
一人ひとり 走はしる
先輩せんぱいが辞やめるって
今いまさっき聞きかされた
突然とつぜんの出来事できごとに
動揺どうようしてる
穏おだやかに微笑ほほえむ彼女かのじょを
両手りょうてを広ひろげ留とめてくれたか?
気持きもちは変かわらなくても
話はなし 聞きかせて欲ほしい
他人ひとに言いえないくらい好すきだった
そばにいるだけでときめいた
想おもい 気きづかれぬように隠かくして
ずっと 告白こくはくできなかった
初はじめてのこの恋こいは
シャンプーの匂においがした
憧あこがれの先輩せんぱいは
窓際まどぎわで待まっていた
まだ胸むねが苦くるしくて
肩かたで息いきした
真まっ白しろなブラウスが
逆光ぎゃっこうに透すけていた
ハッとしたその理由わけは
私わたしの秘密ひみつ
ごめんねと 声こえには出ださずに
唇くちびるだけがそっと動うごいた
彼女かのじょのその決意けついに
おでこ をつけて泣ないた
他人ひとに知しられたくない恋こいだった
ずっとさりげなく見みつめてた
何なにか話はなしたら バレちゃうから
一人ひとり 心こころを落おち着つかせた
振ふり向むいたその髪かみは
シャンプーの匂においがした
ぎゅっともう一度いちど抱だきしめられて
ずっと気きづいてたと言いわれた
他人ひとに言いえないくらい好すきだった
そばにいるだけでときめいた
想おもい 気きづかれぬように隠かくして
ずっと 告白こくはくできなかった
初はじめてのこの恋こいは
シャンプーの匂においがした
西側nishigawaのno校舎kousya抜nuけke
プレハブpurehabuのno部室bushitsuまでmade
スカsukaートtoをなびかせてwonabikasete
一人hitori 走hashiるru
先輩senpaiがga辞yaめるってmerutte
今imaさっきsakki聞kiかされたkasareta
突然totsuzenのno出来事dekigotoにni
動揺douyouしてるshiteru
穏odaやかにyakani微笑hohoeむmu彼女kanojoをwo
両手ryouteをwo広hiroげge留toめてくれたかmetekuretaka?
気持kimoちはchiha変kaわらなくてもwaranakutemo
話hanashi 聞kiかせてkasete欲hoしいshii
他人hitoにni言iえないくらいenaikurai好suきだったkidatta
そばにいるだけでときめいたsobaniirudakedetokimeita
想omoいi 気kiづかれぬようにdukarenuyouni隠kakuしてshite
ずっとzutto 告白kokuhakuできなかったdekinakatta
初hajiめてのこのmetenokono恋koiはha
シャンプsyanpuーのno匂nioいがしたigashita
憧akogaれのreno先輩senpaiはha
窓際madogiwaでde待maっていたtteita
まだmada胸muneがga苦kuruしくてshikute
肩kataでde息ikiしたshita
真maっxtu白shiroなnaブラウスburausuがga
逆光gyakkouにni透suけていたketeita
ハッhaxtuとしたそのtoshitasono理由wakeはha
私watashiのno秘密himitsu
ごめんねとgomenneto 声koeにはniha出daさずにsazuni
唇kuchibiruだけがそっとdakegasotto動ugoいたita
彼女kanojoのそのnosono決意ketsuiにni
おでこodeko をつけてwotsukete泣naいたita
他人hitoにni知shiられたくないraretakunai恋koiだったdatta
ずっとさりげなくzuttosarigenaku見miつめてたtsumeteta
何naniかka話hanaしたらshitara バレbareちゃうからchaukara
一人hitori 心kokoroをwo落oちchi着tsuかせたkaseta
振fuりri向muいたそのitasono髪kamiはha
シャンプsyanpuーのno匂nioいがしたigashita
ぎゅっともうgyuttomou一度ichido抱daきしめられてkishimerarete
ずっとzutto気kiづいてたとduitetato言iわれたwareta
他人hitoにni言iえないくらいenaikurai好suきだったkidatta
そばにいるだけでときめいたsobaniirudakedetokimeita
想omoいi 気kiづかれぬようにdukarenuyouni隠kakuしてshite
ずっとzutto 告白kokuhakuできなかったdekinakatta
初hajiめてのこのmetenokono恋koiはha
シャンプsyanpuーのno匂nioいがしたigashita