家族写真 歌詞 橘和徳 ふりがな付

もうずいぶんと経たつのねと 本棚ほんだなに置おいてある
少すこし色いろあせたフレームの 微笑ほほえんだ 家族かぞく写真しゃしん

仕事しごとで 困こまってないの 食事しょくじはちゃんととっているの

故郷こきょうを離はなれて行いく 期待きたいと不安ふあんの中なかで
辛つらく淋さびしい時ときも 乗のり越こえられるように
あなたは不器用ぶきようだけど 友達ともだちは大事だいじにして
いつか大切たいせつな人ひと 楽たのしみにしてるから

冬ふゆにつもる雪ゆきはとけても ぬくもりは消きえない
今いまも変かわらないこの街まちは 青あおく澄すむ空そらのように

たまには帰かえってきてと 言いわないあの日ひ決きめたから

少すこしずつ大人おとなになる 心こころの変化へんかの中なかで
口くちもきかない位くらい 気持きもち離はなれた時ときも
あなたが生うまれた時ときの 朝陽あさひを忘わすれはしない
とても綺麗きれいだったの 世界せかいの何なによりも

もうずいぶんと経たつのねと 本棚ほんだなに置おいてある
今日きょうの夕陽ゆうひと同おなじ色いろの ほほ染そめた 家族かぞく写真しゃしん
あの時ときの 家族かぞく写真しゃしん