Rainy 歌詞 神使轟く、激情の如く。 ふりがな付

雨音あまおと鳴なり止やまぬ重かさなる記憶きおく
あなたの世界せかいに触ふれた
始はじまりはあの日ひも小夜時雨さよしぐれ
新宿しんじゅくホテル街がい二人ふたりだけの場所ばしょへ
偽いつわりの愛あい 重かさね合あった身体からだ
今いまは私わたしを見みて

『愛あいして』
『好すきだよ』
『イかせて』
『一緒いっしょに』
『さよなら』
『しないよ』
切きれない糸いと
地面じめんに融とける雨あめ 察さっしたように
溺おぼれてく私わたしと軽薄けいはくな貴方あなた
今いまは愛あいされてたいだけなの
また戻もどってしまう 約束やくそくの場所ばしょ

記憶きおくシンクロする時雨しぐれ心地ごこち
『今日きょうもまた降おりそうね』と
終おわりはあの日ひも小夜時雨さよしぐれ
いつものあの場所ばしょ『もう終おわりにしようね』と
偽いつわる言葉ことばデタラメな愛情あいじょう
お前まえ離はなさない

『好すきだよ』
『愛あいして』
『触ふれたい』
『ねぇずっと?』
『さよなら?』
『さよなら』
途切とぎれる糸いと
降ふり出だしたのは雨あめ 察さっするように
雨あめ腐くさった俺おれと晴はれ渡わたったお前まえ
だから気きづいて結むすばれないと
もう戻もどれはしない 約束やくそくの場所ばしょ

季節きせつは過すぎて すれ違ちがう出会であい
傷きずは癒いえない誰だれも見みれない
名言めいげんっていうのはどうやら大衆向たいしゅうむけみたいだわ
だから『時間じかんが解決かいけつする』に当あてはまらない私わたしマイノリティー
でもずっと気きにかけてくれる貴方あなたに甘あまえてしまいそう

時々ときどき見みえる苦くるしい笑顔えがおココロ揺ゆらぎ始はじめる

真まっ白しろは汚よごれてもう綺麗きれいじゃないけど
貴方あなたはどうして求もとめてくれる?
少すこしずつ溶とけてく

『寂さびしいの』
『そばに居いる』
『苦くるしいの』
『支ささえたい』
『変かえて欲ほしい』
『約束やくそく』
結むすんだ糸いと
思考しこうよりも先さきに伝つたう体温たいおん
私わたしと貴方あなたの心こころが重かさなる
時雨しぐれ記憶きおくさえ塗ぬり変かわっていく
雲くもひとつ見みえない 暖あたたかな光ひかり