風かぜが圧のし掛かかる 冬ふゆの海うみ嵐あらし
俺おれの過去かこすべて 消けしてくれないか
明日あしたへも飛とべぬ 時化しけた人生じんせいよ
生いきて来きた証あかし みんな消けしてくれ
酔よえぬ…いくら… 飲のんでも
何なんで…何なんで… 夜よるよ…
夢見ゆめみてた暮くらし あいつは もう居いない
男おとこひとり 馬鹿ばかなブルースよ
夜明よあけ雪ゆきの町まち 北きたの港町みなとまち
夢ゆめの足跡あしあとを ひとりつけながら
軋きしむ船ふな音おとに 煙草たばこ火ひをつけて
これからの俺おれの 道灯みちあかりにして
波なみよ… 風かぜよ… 怒鳴どなれよ
朝あさよ… 朝あさよ… 来くるな
何なんでだョ 何なんで俺おれだけ置おいてゆく
男おとこひとり 泣なけるブルースよ
夢ゆめがぼやけてく ひとり寒空さむぞらに
港みなと出でる船ふねが 何故なぜだか愛いとしい
あの時ときお前まえを しっかり抱だいてりゃ
あの時ときお前まえに はっきり言いえたら
男おとこ… 意地いじを… 通とおすばかり
女おんな… 泣ないて… ばかり…
死しぬほどに 惚ほれたあいつが消きえやせぬ
男おとこひとり 酔よいのブルースよ
風kazeがga圧noしshi掛kaかるkaru 冬fuyuのno海umi嵐arashi
俺oreのno過去kakoすべてsubete 消keしてくれないかshitekurenaika
明日ashitaへもhemo飛toべぬbenu 時化shikeたta人生jinseiよyo
生iきてkite来kiたta証akaしshi みんなminna消keしてくれshitekure
酔yoえぬenu…いくらikura… 飲noんでもndemo
何nanでde…何nanでde… 夜yoruよyo…
夢見yumemiてたteta暮kuらしrashi あいつはaitsuha もうmou居iないnai
男otokoひとりhitori 馬鹿bakaなnaブルburuースsuよyo
夜明yoaけke雪yukiのno町machi 北kitaのno港町minatomachi
夢yumeのno足跡ashiatoをwo ひとりつけながらhitoritsukenagara
軋kishiむmu船funa音otoにni 煙草tabako火hiをつけてwotsukete
これからのkorekarano俺oreのno 道灯michiakaりにしてrinishite
波namiよyo… 風kazeよyo… 怒鳴donaれよreyo
朝asaよyo… 朝asaよyo… 来kuるなruna
何nanでだdedaョxyo 何nanでde俺oreだけdake置oいてゆくiteyuku
男otokoひとりhitori 泣naけるkeruブルburuースsuよyo
夢yumeがぼやけてくgaboyaketeku ひとりhitori寒空samuzoraにni
港minato出deるru船funeがga 何故nazeだかdaka愛itoしいshii
あのano時tokiおo前maeをwo しっかりshikkari抱daいてりゃiterya
あのano時tokiおo前maeにni はっきりhakkiri言iえたらetara
男otoko… 意地ijiをwo… 通tooすばかりsubakari
女onna… 泣naいてite… ばかりbakari…
死shiぬほどにnuhodoni 惚hoれたあいつがretaaitsuga消kiえやせぬeyasenu
男otokoひとりhitori 酔yoいのinoブルburuースsuよyo