主題歌 歌詞 松室政哉 ふりがな付

通とおり過すぎてく毎日まいにちも
重かさね合あわせて奏かなでたら
君きみと僕ぼくの主題歌しゅだいかになっていく

他愛たあいもないことで
ケンカしたままだったんだ
現実げんじつ離ばなれした仮想かそう空間くうかんで
君きみの足跡あしあとを探さがした
性懲しょうこりも無なく考かんがえすぎる
僕ぼくを笑わらってよ
君きみは今日きょうもただこの街まちの
日常にちじょうを撮とっていた

代かわり映ばえしない景色けしきに
君きみは何なにを感かんじてる?
そのフレームの中なか 僕ぼくも居いたいんだ

独ひとりよがりなラブソングじゃ
何一なにひとつも伝つたえられないよ
意味いみないんだ
どんなストーリーも二人ふたりじゃなきゃ
通とおり過すぎてく毎日まいにちも
重かさね合あわせて奏かなでたら
君きみと僕ぼくの主題歌しゅだいかになっていく

回まわりくどい台詞せりふみたいな言葉ことばを浮うかべて
君きみを乗のせた電車でんしゃを待まった
いつもの駅えきの2番線ばんせん
現あらわれたのはいつも通どおりの君きみだった
まるで何なにもなかったかのように
僕ぼくの手てを取とり笑わらった

握にぎり返かえした小ちいさな手てから
伝つたわる温ぬくもりが
浅あさはかな僕ぼくを包つつみ込こむんだ

ドラマチックな展開てんかいを
期待きたいして背伸せのびしてみたって
意味いみないんだ
そのまんまの二人ふたりじゃなきゃ
通とおり過すぎてく毎日まいにちを
切きり取とって繋つなぎ合あわせたら
君きみと僕ぼくのスクリーンに映うつしだそう

独ひとりよがりなラブソングじゃ
何一なにひとつも伝つたえられないよ
意味いみないんだ
どんなストーリーも二人ふたりじゃなきゃ
通とおり過すぎてく毎日まいにちも
重かさね合あわせて奏かなでたら
君きみと僕ぼくの主題歌しゅだいかになっていく