根雪 歌詞 花木なおみ ふりがな付

熱あついキスをした その唇くちびるから
冷つめたい別わかれが零こぼれる
まるで窓まどの外そと 降ふりはじめた雪ゆき
誰だれにも とめられないように
だれが あなたの心こころに
雪ゆきを降ふらすのだろう
深ふかく積つもってしまって
私わたしの言葉ことばでは もう溶とけない
震ふるえる声こえは 寒さむいからじゃないのに
どうして 抱だいてもくれないの?

街まちを白しろく染そめ 窓まどガラスが泣なき
静しずかにあなたは凍こおるの
たとえ熱あつい息いき 吹ふきかけてみても
根雪ねゆきに 想おもいは届とどかない
だれが あなたの心こころに
雪ゆきを降ふらすのだろう
たとえ季節きせつを変かえても
私わたしの心こころでは もう溶とけない
震ふるえる肩かたは 寒さむいからじゃないのに
今いまだけ 抱だいてもくれないの?

だれが あなたの心こころに
雪ゆきを降ふらすのだろう
根雪ねゆきみたいな心こころは
誰だれかの愛情あいじょうで もう溶とけない
震ふるえる胸むねは 寒さむいからじゃないのに
本当ほんとうに 抱だいてもくれないの?