ひとつぶの涙 歌詞 岸田妙子 ふりがな付

ひとりの夜よるは寂さみしいよ 恋こいしさだけが沁しみてくる
わかっていたの 風かぜのようなあなただから
つかむことなんて きっと出来できないよ
あなたと出逢であった 眩まぶしい季節きせつ
想おもい出でに変かわりつつ 色いろあせて行いく
もう一度いちど 好すきだと言いって もう一度いちど 抱だきしめて
愛あいして悲かなしみを越こえたら
いつかはきっと ひとつぶの涙なみだが 想おもい出でに変かわる

夢ゆめを見みさせて切せつない夜よるは あなたのそばでいつまでも
もう終おわりなの? 時計とけいの音おとが別わかれを刻きざむ
返かえるはずのない あなたの答こたえ
偽いつわりの優やさしさ 小ちいさな嘘うそも
本当ほんとはわかっていたの 傷きずつけあうだけ
もう一度いちど あなたの胸むねに もう一度いちど 抱だきしめて
愛あいして悲かなしみを知しったら
いつかはきっと ひとつぶの涙なみだが 想おもい出でに変かわる

もう一度いちど 好すきだと言いって もう一度いちど 抱だきしめて
愛あいして悲かなしみを越こえたら
いつかはきっと ひとつぶの涙なみだが 想おもい出でに変かわる