おんなの数え唄 歌詞 紅晴美 ふりがな付

一ひとつ ひとりで悩なやまずに
二ふたつ ふたりで寄より添そえば
三みっつ みんなで肩かた寄よせて
女おんなは笑顔えがおで勝負しょうぶする
ひらいたひらいた なんの花はながひらいた
れんげの花はなが
泥どろの中なかでも 花はな咲さかす
おんなの数かぞえ唄うた

四よっつ 弱音よわねをはかないで
五いつつ いつかはたどりつく
六むっつ 夢中むちゅうで生いきてきた
女おんなは心こころで勝負しょうぶする
ひらいたひらいた なんの花はながひらいた
杏子あんずの花はなが
苦労くろうした分ぶん 幸しあわせの
おんなの数かぞえ唄うた

七ななつ 涙なみだは見みせないで
八やっつ やっぱり起おき上あがる
九ここのつ ここまで来きたんだよ
十とおで とうとう花はな爛漫らんまん
ひらいたひらいた なんの花はながひらいた
桜さくらの花はなが
生いきて生いかされ生いき抜ぬいて
おんなの数かぞえ唄うた

生いきて生いかされ生いき抜ぬいて
おんなの数かぞえ唄うた