渡わたる世よの中なか 甘あまくはないと
北きたの地酒じざけが 身みにしみる
辛つらさ苦にがさは 男おとこの味あじだ
グラスなどより 茶碗ちゃわんが似合にあう
お父どうじょっぱり 津軽つがる酒ざけ
酒さけは人肌ひとはだ 凍しばれる胸むねに
厚あつい人情にんじょう 酌くみ交かわす
白しろいりんごの 花はな咲さく日ひまで
冬ふゆが我慢がまんを 教おしえてくれた
唄うたはじょんがら 津軽つがる酒ざけ
遠とおい昔むかしも 地吹雪じふぶきなのに
しがみついてた 故里くにごころ
岩木川いわきがわにも 流ながれはあるが
親おやにもらった この血ちの中なかに
今いまもつながる 津軽つがる酒ざけ
渡wataるru世yoのno中naka 甘amaくはないとkuhanaito
北kitaのno地酒jizakeがga 身miにしみるnishimiru
辛tsuraさsa苦nigaさはsaha 男otokoのno味ajiだda
グラスgurasuなどよりnadoyori 茶碗chawanがga似合niaうu
おo父doうじょっぱりujoppari 津軽tsugaru酒zake
酒sakeはha人肌hitohada 凍shibaれるreru胸muneにni
厚atsuいi人情ninjou 酌kuみmi交kaわすwasu
白shiroいりんごのiringono 花hana咲saくku日hiまでmade
冬fuyuがga我慢gamanをwo 教oshiえてくれたetekureta
唄utaはじょんがらhajongara 津軽tsugaru酒zake
遠tooいi昔mukashiもmo 地吹雪jifubukiなのにnanoni
しがみついてたshigamitsuiteta 故里kuniごころgokoro
岩木川iwakigawaにもnimo 流nagaれはあるがrehaaruga
親oyaにもらったnimoratta このkono血chiのno中nakaにni
今imaもつながるmotsunagaru 津軽tsugaru酒zake