あなたに逢あいたい それだけなのに
車窓まどに振ふりつく 白しろい影かげ
託たくすしかない レールの上うえで
暗くらい予感よかんは どうして当あたる
降ふり止やんで 積つもらないで
願ねがっても ああ祈いのっても
逸はやる気持きもちを 諫いさめるような
三河安城みかわあんじょう 米原まいばらの雪ゆき
世間せけんの噂うわさは どうでもいいの
揺ゆれるあなたが 怖こわいだけ
霞かすむ残のこり香が 弄まさぐりながら
伊吹いぶき颪おろしは 髪かみまで凍こおる
降ふる雪ゆきよ 落おちる雪ゆきよ
心こころまで ああ染そめないで
旅たびはおんなの 覚悟かくごの叫さけび
聴きいてください 米原まいばらの雪ゆき
この先さきに 雪ゆきの先さきに
あの人ひとが ああ待まっている
雪ゆきの簾すだれを 掻かい潜くぐっても
逢あいに行いきます 米原まいばらの雪ゆき
あなたにanatani逢aいたいitai それだけなのにsoredakenanoni
車窓madoにni振fuりつくritsuku 白shiroいi影kage
託takuすしかないsushikanai レreールruのno上ueでde
暗kuraいi予感yokanはha どうしてdoushite当aたるtaru
降fuりri止yaんでnde 積tsuもらないでmoranaide
願negaってもttemo ああaa祈inoってもttemo
逸hayaるru気持kimoちをchiwo 諫isaめるようなmeruyouna
三河安城mikawaanjou 米原maibaraのno雪yuki
世間sekenのno噂uwasaはha どうでもいいのdoudemoiino
揺yuれるあなたがreruanataga 怖kowaいだけidake
霞kasuむmu残nokoりri香ga 弄masaguりながらrinagara
伊吹ibuki颪oroshiはha 髪kamiまでmade凍kooるru
降fuるru雪yukiよyo 落oちるchiru雪yukiよyo
心kokoroまでmade ああaa染soめないでmenaide
旅tabiはおんなのhaonnano 覚悟kakugoのno叫sakeびbi
聴kiいてくださいitekudasai 米原maibaraのno雪yuki
このkono先sakiにni 雪yukiのno先sakiにni
あのano人hitoがga ああaa待maっているtteiru
雪yukiのno簾sudareをwo 掻kaいi潜kuguってもttemo
逢aいにini行iきますkimasu 米原maibaraのno雪yuki