砂の世界 歌詞 富田美憂 ふりがな付

どこまでも どこまでも 歩あるいてゆこう
限かぎりなく 広ひろい砂すなの世界せかいを

吹ふき荒あれる砂すな 枯かれ落おちた花はな
いつの間まに握にぎった種たねも腐敗ふはいしてた

永遠えいえんの昼ひるが始はじまって 乾かわきあげる
心こころの奥おくの孤独こどくなんて 必要ひつようないと

どこまでも どこまでも 歩あるいてゆこう
答こたえなど見みえない 迷路めいろだって
ひとつだけ 進すすむことだけ 決きめたんだから
すれ違ちがい 報むくいない 悲かなしみさえ
いつかきっと 優やさしさに変かえるから
今いままだ潜ひそめる この砂すなの世界せかいで

遠とおく揺ゆらめく蜃気楼しんきろうに 映うつる夢ゆめも
今いまはとても叶かなわぬものと 知しっている

果はてしない 果はてしない 砂すなの道みちの
結末けつまつもきっと呆気あっけないのだと
気きづいても 感かんじていても 止とまらないで
景色けしきさえ 絶望ぜつぼうさえ 変かわらずとも
この胸むねに 灯火ともしび 絶たやさぬように
乾かわいた涙なみだを 今いまも抱だきしめてる

吹ふき荒あれる砂すな 枯かれ落おちた花はな
いつか居いた世界せかいを 想おもいながら…

どこまでも どこまでも 歩あるいてゆこう
答こたえなど見みえない 迷路めいろだって
ひとつだけ 進すすむことだけ 決きめたんだから
すれ違ちがい 報むくいない 悲かなしみさえ
いつかきっと 優やさしさに変かえるから
今いままだ潜ひそめる この砂すなの世界せかいで

すれ違ちがい 報むくいない 悲かなしみさえ
景色けしきさえ 絶望ぜつぼうさえ 変かわらずとも
どこまでも どこまでも