Lost Princess 歌詞 十時愛梨(原田ひとみ) ふりがな付

まっさらな世界せかい 何なにを君きみは描えがく?

偶然ぐうぜんの再会さいかいは突然とつぜんに
ほつれた糸いと 紡つむいでゆく

運命うんめいの采配さいはいは悪戯いたずらに
白紙はくしの頁ぺーじめくりめく

ああ 生うまれ変かわるたびに
重かさねたぬくもりを探さがしてる

君きみと出逢であい、君きみと往いく
ハッピーエンドのその先さきで
ありきたりで、けれど愛いとしい
日々ひびを過すごしたいよ

君きみと笑わらい、君きみと泣なく
バッドエンドのその先さきで
何度なんどでも 君きみの手てを
握にぎりしめるから

混迷こんめいの展開てんかいは必然ひつぜんに
容赦ようしゃなく巻まき込こんでゆく

透明とうめいな限界げんかいは裏腹うらはらに
光ひかりと影かげが交差こうさする

目めの前まえにある現実げんじつが
続つづいてくと信しんじたいけど

走はしり出だした歯車はぐるまが
冒険ぼうけん再ふたたび呼よび醒さます
欠かけた記憶きおく 手繰たぐり寄よせて
確たしかめてみたいよ

何なにを信しんじ、選えらぶのか
絶対ぜったいの答こたえがなくても
ただ君きみと 一緒いっしょなら
怖こわくはないから

儚はかなくて脆もろい 箱庭はこにわの「今いま」を
失うしなっても
君きみだけは
離はなさないよ

まっさらな世界せかい
何なにを 君きみは描えがく

真まっ青さおな空そらを見上みあげ
願ねがう未来みらい
やがてよりあう魂たましいが
絆きずなになるように