霧雨のシアトル 歌詞 山川豊 ふりがな付

雨あめは旅人たびびとの心こころ変かえるから
最終さいしゅうフェリー 乗のるのを止とめて
さざ波なみを見みつめていた

あなたを追おいかけて
ここまで来きたけれど
衿えりを立たてて 当あて所どころもなく
さ迷まようばかり

どこですれ違ちがい
なんで会あえないの
一人ひとり 港町みなとまち
どこがいけないの
霧雨きりさめのシアトル レイニー・シティ

雨あめがよく降ふると聞きいていたけれど
昨日きのうも今日きょうも舗道ほどうを濡ぬらし
ほのかに煙けむるこの街まち

二人ふたりで行いこうねと
言いってくれた言葉ことば
その場ばしのぎ 気休きやすめだと
思おもいたくない

どこで間違まちがえて
なんでこうなるの
異国いこくの片隅かたすみ
どこへ行いけばいい
霧雨きりさめのシアトル レイニー・シティ

どこですれ違ちがい
なんで会あえないの
一人ひとり 港町みなとまち
どこがいけないの
霧雨きりさめのシアトル レイニー・シティ