縞しまのお召めしに 西陣にしじんしめて
枠わくじゃないかえ おりくさん
徳利とっくり片手かたてに 愛嬌あいきょうまけば
さわぐ筈はずだよ 与太よたさんが
サ サエ 港町みなとまち
酔よえばほんのり 目元めもとが千両せんりょう
味あじがあるぞえ おりくさん
色いろは浅黄あさぎに 白地しろじでぬいた
こぼれ松葉まつばの こののれん
サ サエ 嬉うれしいね
明日あすは船出ふなでと 小声こごえで言いえば
無事ぶじで居いてねと おりくさん
強つよいようでも 女おんなは女おんな
涙なみだふく袖そで ちらほらと
サ サエ 紅べにが散ちる
縞shimaのおnoo召meshiにni 西陣nishijinしめてshimete
枠wakuじゃないかえjanaikae おりくさんorikusan
徳利tokkuri片手katateにni 愛嬌aikyouまけばmakeba
さわぐsawagu筈hazuだよdayo 与太yotaさんがsanga
サsa サエsae 港町minatomachi
酔yoえばほんのりebahonnori 目元memotoがga千両senryou
味ajiがあるぞえgaaruzoe おりくさんorikusan
色iroはha浅黄asagiにni 白地shirojiでぬいたdenuita
こぼれkobore松葉matsubaのno こののれんkononoren
サsa サエsae 嬉ureしいねshiine
明日asuはha船出funadeとto 小声kogoeでde言iえばeba
無事bujiでde居iてねとteneto おりくさんorikusan
強tsuyoいようでもiyoudemo 女onnaはha女onna
涙namidaふくfuku袖sode ちらほらとchirahorato
サsa サエsae 紅beniがga散chiるru