鐘は鳴る 歌詞 山本リンダ ふりがな付

静しずかに鐘かねは鳴なる 朝あさのもやをついて
愛あいのめざめの窓まどに そして二人ふたりに
夢ゆめからさめた後あと 何なにが訪おとずれるの
それを知しるのが とてもこわいひととき

やがて陽ひが昇のぼり 今日きょうが始はじまる時とき
別べつの世界せかいへ帰かえる二人ふたりには なおさら
つめたい肩かたをだき そっとあたためて
時ときの流ながれを 息いきをとめて見みつめる

静しずかに鐘かねは鳴なる 帰かえる人ひとの背中せなかに
愛あいの谷間たにまに落おちて 悩なやむ二人ふたりに
みじかい愛あいの時とき 長ながい逢あえぬ日々ひびよ
夜よるの終おわりに 重おもく沈しずむこの胸むね

やがて陽ひが昇のぼり 今日きょうが始はじまる時とき
別べつの世界せかいへ帰かえる二人ふたりには なおさら
この次つぎ逢あえるまで 夢ゆめをなくさないで
生いきてほしいと 強つよく指ゆびをからめる