がまの油売り 歌詞 守屋浩 ふりがな付

がまの油あぶら がまの油あぶら がまの油あぶら がまの油あぶら

さあ よった よった
ご用ようと急いそぎの
ない方ほうもある方ほうも
よった よった

さてさて お立たち合あい
これが何なんだか知しってるかい
こいつは名薬めいやく がまの油あぶらだ
本当ほんとうのがまの油あぶらだよ
がまと言いってもちがうんだい
四六しろくのがまと言いうんだよ
前足まえあし四本よんほん 後足あとあし六ろく本ほん
ピョンと とぶやつ つかまえて

鏡かがみの箱はこに入いれとくと
がまのオッサン鏡かがみにうつった
自分じぶんの姿すがたにびっくり仰天ぎょうてん
タラッタラッタラッタラッ
タラタラタラタラ
流ながした油あぶらをかき集あつめ
コトコトコトコト 三週間さんしゅうかん
煮につめて作つくったがまの油あぶらだ
ほんとによくきく油あぶらだよ

どうだいお立たち合あい
おわかりかな
音おとにきこえた
がまの油あぶらたあ
こんなもんだい
がまも楽らくじゃないが
売うり込こむ私わたしも
楽らくじゃないよ
さあお立たち合あい

こいつは何なんでも良よくきくよ
坊ぼうやがころんですりむいた
そいつは簡単かんたん がまの油あぶらを
ちょいとつけたらおしまいだ

まだまだなんでもきくんだよ
おなかがチクチク痛いたんだら
ちょいと一口ひとくちなめてごらんよ
スイスイケロリとなおっちゃう

なおらぬ病気びょうきは一ひとつもない
お酒さけの飲のみすぎ 二日酔ふつかよい
彼氏かれしにふられた ふとりすぎでも
キューキュー キューキュー
キュキュ キュキュ
みるみる中なかにやせて来きて
もとの美人びじんに逆ぎゃくもどり
恋こいの病やまいに なやむお方かたは
ためしてごらんよ この油あぶら

がまの油あぶら がまの油あぶら がまの油あぶら

さあ買かった買かった お立たち合あい
今いま買かわなければ 子孫しそん代々だいだい恥はじとなる
さあ買かった 買かったァ