よみ:こまいぬのふたおん
狛犬の双音 歌詞
-
鶴田加茂&MOSAIC.TUNE feat. 鏡音リン,鏡音レン
- 2014.8.24 リリース
- 作詞
- ゐつ
- 作曲
- ika
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「いろはにほへと ちりぬる朝あさが降ふれば、鈴すずをしゃんと鳴ならしませ」
此方こちら極東きょくとう、辺鄙へんぴな山奥やまおくから旅立たびだつ定さだめなのです
褪あせぬ丹色にいろを幾重いくえも潜くぐり抜ぬける 朔ついたち月つきの夜よるは深ふかく
神代かみよ七しち代だいの続つづきを祈いのい 眺ながめむ
睡蓮すいれんが揺ゆれる
「どうして」
理由りゆうを求もとめても 解わからない事ことばかり
君きみは朧おぼろ 宵よいに霞かすんでは消きえていった
明あけの星ほしを合図あいずに 僕等ぼくら 待まった無なしの一いっ歩ぽ目めを踏ふみ出だした
繋つないだ手てを離はなさぬように、ね
わだつみの聲こえ 潮騒しおさいの奏そうで
せせらいでゆけ ざわめく彼方かなたまで
努々ゆめゆめ忘わすれるな 沙羅双樹さらそうじゅの夢ゆめの跡あと
桃源郷とうげんきょうへ、此これの途との先さきへ
いつか きっと辿たどり着つくように
誰だれより凛りんと立たっていたい 其その為ための僕等ぼくらなんだ
君きみを探さがしている 狛犬こまいぬの双そう音おん
いろはにほへと ちりぬる嘘うその言葉ことば 薊あざみのようだと泣ないた
切きれた約束やくそくは行方ゆくえ知しれずの儘ままに 伽藍洞がらんどうの喪失感そうしつかん
咲さいてはらはら 唐傘からかさひとつ差さして 廻まわる影絵かげえの景色けしきと
白磁はくじの踵かかと なだらかに徒歩とほ渡わたる
睡蓮すいれんが揺ゆれる
「どうして」
理由りゆうを求もとめても 静寂せいじゃくが冴さえるばかり
草臥くたびれても 新あらたなる朝あさを唯ただ希こいねがっていた
帳ちょうの落おちた世界せかい 振ふるい 待まった無なしで空そらを薙ないだ一閃いっせんから
どうか光ひかり射さしますように、ね
幾星霜いくせいそうと見み護まもった日々ひびが 忘却ぼうきゃくの末すえ 塵芥じんかいとなって
「寂さびしくなんかない」 強つよがっても双ならりきり
悄然しょうぜんとして佇たたずむ隘路あいろに 繰くり返かえされる無情むじょうな迂回うかい
さ迷まよい込こんだ無限むげん回廊かいろう 漫すずろな足音あしおと踏ふみ鳴ならし
君きみを追おいかける 狛犬こまいぬの双そう音おん
ああ 紡つむぐ千せん年ねんと 噤つぐむ光年こうねんを 合縁あいえん奇縁きえんの随ずいに
ああ 絲けいを綯なうひと 愛いとしいひと
そうやって何遍なんべんだって 巡めぐり逢あおう
揺ゆらめいた紅蓮ぐれん 小灯こともし数かぞえて
零こぼれそうな満天まんてんの星ほし空そら
「寂さびしくなんかない」 強つよがる事こと 忘わすれていく
幽玄ゆうげんと舞まえ 薄紅うすべにを散ちらせ
懊悩おうのうの果はて 言祝ことほぐ春はるとなれ
誰だれより凛りんと歌うたっていたい 其その為ための僕等ぼくらなんだ
君きみと共ともに往いく 狛犬こまいぬの双そう音おん
此方こちら極東きょくとう、辺鄙へんぴな山奥やまおくから旅立たびだつ定さだめなのです
褪あせぬ丹色にいろを幾重いくえも潜くぐり抜ぬける 朔ついたち月つきの夜よるは深ふかく
神代かみよ七しち代だいの続つづきを祈いのい 眺ながめむ
睡蓮すいれんが揺ゆれる
「どうして」
理由りゆうを求もとめても 解わからない事ことばかり
君きみは朧おぼろ 宵よいに霞かすんでは消きえていった
明あけの星ほしを合図あいずに 僕等ぼくら 待まった無なしの一いっ歩ぽ目めを踏ふみ出だした
繋つないだ手てを離はなさぬように、ね
わだつみの聲こえ 潮騒しおさいの奏そうで
せせらいでゆけ ざわめく彼方かなたまで
努々ゆめゆめ忘わすれるな 沙羅双樹さらそうじゅの夢ゆめの跡あと
桃源郷とうげんきょうへ、此これの途との先さきへ
いつか きっと辿たどり着つくように
誰だれより凛りんと立たっていたい 其その為ための僕等ぼくらなんだ
君きみを探さがしている 狛犬こまいぬの双そう音おん
いろはにほへと ちりぬる嘘うその言葉ことば 薊あざみのようだと泣ないた
切きれた約束やくそくは行方ゆくえ知しれずの儘ままに 伽藍洞がらんどうの喪失感そうしつかん
咲さいてはらはら 唐傘からかさひとつ差さして 廻まわる影絵かげえの景色けしきと
白磁はくじの踵かかと なだらかに徒歩とほ渡わたる
睡蓮すいれんが揺ゆれる
「どうして」
理由りゆうを求もとめても 静寂せいじゃくが冴さえるばかり
草臥くたびれても 新あらたなる朝あさを唯ただ希こいねがっていた
帳ちょうの落おちた世界せかい 振ふるい 待まった無なしで空そらを薙ないだ一閃いっせんから
どうか光ひかり射さしますように、ね
幾星霜いくせいそうと見み護まもった日々ひびが 忘却ぼうきゃくの末すえ 塵芥じんかいとなって
「寂さびしくなんかない」 強つよがっても双ならりきり
悄然しょうぜんとして佇たたずむ隘路あいろに 繰くり返かえされる無情むじょうな迂回うかい
さ迷まよい込こんだ無限むげん回廊かいろう 漫すずろな足音あしおと踏ふみ鳴ならし
君きみを追おいかける 狛犬こまいぬの双そう音おん
ああ 紡つむぐ千せん年ねんと 噤つぐむ光年こうねんを 合縁あいえん奇縁きえんの随ずいに
ああ 絲けいを綯なうひと 愛いとしいひと
そうやって何遍なんべんだって 巡めぐり逢あおう
揺ゆらめいた紅蓮ぐれん 小灯こともし数かぞえて
零こぼれそうな満天まんてんの星ほし空そら
「寂さびしくなんかない」 強つよがる事こと 忘わすれていく
幽玄ゆうげんと舞まえ 薄紅うすべにを散ちらせ
懊悩おうのうの果はて 言祝ことほぐ春はるとなれ
誰だれより凛りんと歌うたっていたい 其その為ための僕等ぼくらなんだ
君きみと共ともに往いく 狛犬こまいぬの双そう音おん