顔だらけの本 歌詞 ねじ式 feat. 結月ゆかり ふりがな付

慣なれあいの「イイネ」の中なかで醒さめた顔かおをしたら
「冷つめたい人ひとね」って多分たぶん みんな言いうだろうな
優やさしさを履はき違ちがえてる 賛美歌さんびかの代かわりに
本音ほんねを謳うたった鎮魂歌レクイエム 胸むねに突つき刺さしちゃいたい

媚こびたコメントと泣なける話はなしシェアしても
偽善者ぎぜんしゃの仮面かめんから腐くさった性根しょうこん見みえてます

自己じこ顕示欲けんじよくばっか あふれた顔かおの本ほん達たちに囲かこまれ
リア充じゅうぶっちゃいます イイネ乞食こじきが彩いろどるタイムライン

降ふり積つもる「イイネ」の中なかに埋うもれた宝物たからもの
真実しんじつの歓喜かんきの声こえは虚像きょぞうに埋うもれてる
消きえそうな声こえでささやくキミの「タスケテ」さえ
うそ臭くさいステマの波なみに飲のみ込こまれちゃいそうさ

四面楚歌しめんそかみたいに感かんじちゃう真夜中まよなかは
強つよがりのスキマから涙なみだが零こぼれ落おちそうで

自己じこ啓発けいはつ本ぼんなんて頼たのんだ覚おぼえもないし欲ほしくない
知しらずに個人こじん情報じょうほう 抜ぬき取とられて丸裸まるはだかタイムライン

ぬるま湯ゆの絆きずなでも甘あまい言葉ことば欲ほしくなるけど
褒ほめて褒ほめられて 泥濘ぬかるんでる心こころの水みず

張はり付ついたような笑顔えがおで監視かんしされてる泥沼どろぬまの世界せかいで
イイ事ことばかり言いって 毒どくも吐はけず染そまりゆく鬱うつ模様もよう
偉えらそうに言いって 歯向はむかう事ことも出来できずに震ふるえてる
臆病おくびょうな僕ぼく達たちが 隣となり観みながら彩いろどるタイムライン