孤独の宗教 歌詞 ゆきむら。 ふりがな付

アタシ決けっして不幸ふこうじゃないし
それに気きづけない程ほどの馬鹿ばかじゃない
イヤイヤ(イヤ)でも心こころに栓せんをすりゃ
地味じみな痛いたみや苦味にがみも分わからない
どうやったってどうなったって
満みたされてるのに変かわりないけど
夜中よなか一人ひとり巡めぐる思考しこう 今いまにも破裂はれつしそう

超ちょう平均的へいきんてき安定あんてい思考しこうの
自称じしょうメンヘラww(わらわら)
健康けんこう寿命じゅみょうと精神せいしん異常いじょうは
アナタのおかげ

アタシは孤独こどくじゃない
全まったく孤独こどくじゃないと
分わかっても決けっして消きえない愛あいの飢うえを
アナタに騙だまされたい
全まったく騙だまされたいの
信しんじて愛あいしたそれが偽いつわりと知しったって
清きよく正ただしく生いきていこうぜ

誰だれかのせいにゃしたくない
けど全すべて引ひき受うけちゃ身みが持もたない
朝あさと夜よるとで1日にち計けい2回かい
それで救すくわれるなんて馬鹿ばかみたい
もう嫌いやんなってもうやんないって
言いったのに気きづけばまた縋すがってる
「死しぬよりはまだいいでしょう」
の顔かおに浮うかぶ死相しそう

天真爛漫てんしんらんまん純粋じゅんすい野郎やろうにゃ
一生いっしょう納得なっとくはムリムリ
おっさん目線めせんも恣意的しいてき意見いけんも
頭あたまがおかしい

アタシはまともじゃない
全まったくまともじゃないと
分わかっても決けっして混まじれぬ普通ふつうの日々ひびに
本当ほんとうは流ながされたい
全まったく流ながされたいの
ハッピーエンドの終電しゅうでんを乗のり過すごさないように
着きの身着みきのまま走はしっていこうぜ

単純たんじゅん明快めいかい的てき青あお寫眞しゃしんを
追走ついそう中ちゅうなのまだまだ
純情じゅんじょうさに軽蔑けいべつされぬように
生いきていたいのよ でもでも

夜よる眠ねむって朝あさに起おきて繰くり返かえしてそれだけ
夢ゆめも希望きぼうもあったはずがふと気付きづけばこれだけ
だけどそのひとつに全部ぜんぶ捧ささげられりゃどれだけ
嗚呼ああ世界せかいよ この腑抜ふぬけを腹はらから笑わらえ

アタシは孤独こどくじゃない
全まったく孤独こどくじゃないのになぁ

R.I.P.

アタシは孤独こどくじゃない
全まったく孤独こどくじゃないと
分わかっても決けっして消きえない愛あいの飢うえを
アナタに騙だまされたい
全まったく騙だまされたいの
世間せけんと自分じぶんとの鎖くさりがバラバラになったって
二人ふたり楽たのしく堕おちていこうぜ