生きてゆくのに心は 歌詞 △ feat. v flower ふりがな付

白しらんでゆく空そら 耳みみに刺ささる音おと 繰くり返かえす 臆病おくびょうな僕ぼくはまた数かぞえている
終おわりがあるのなら抜ぬけ出だしたい 投なげ出だしたいなんて
部屋へやの隅すみ 吹ふきだまった黒くろ 見みつめてる僕ぼくの目めはまた色いろ映うつしていく
差さし込こんだ光ひかりから逃にげるようにまた潜もぐり込こんでゆく

生温なまぬるい温度おんど 響ひびくあどけない声こえに 夏なつの訪おとずれを知しる

わかんないや 何なにが苦くるしいのかも 吐はきそうなのは夏なつのせいか
何気なにげなくなぞった本ほんの一節いっせつ 生いきてゆくのに心こころは要いるのですか


気付きづいたらまた 帳とばりは落おちて 目めを閉とじることも億劫おっくうで眺ながめた天井てんじょう
描えがいた線状せんじょうに立たった君きみ 追おいかける 届とどかない
考かんがえるのはやめにしたんだもう 夜毎よごと書かき足たした物語ものがたりの行方ゆくえ
約束やくそくなんて呪のろいが僕ぼくを動うごかしてんだ まだ
あーあ

未来みらいなんてさ わからないから楽たのしいんだろう "健常者けんじょうしゃ"の歌うた
なんとなく流ながしたラジオに耳みみをやられて また深ふかい夜よるに落おちていく

わかんないや 何なにが楽たのしいのかも 吐はきそうなのは誰だれのせいだ?
意味いみもなくなぞった思おもい出での数かず 失なくしたものの数かず
このまま息いきを止とめてしまったら ずっと子こどものままで奪うばわれずに済すむのかな
なんて都合つごうのいい妄想もうそう 遠とおく鳥とりは鳴ないた


白しらんでゆく空そら 耳みみに刺ささる音おと 繰くり返かえす 愛あいした不快感ふかいかんよ
生温なまぬるい温度おんど 響ひびくあどけない声こえ 夏なつ 風かぜ 空そら 夢ゆめ
わかんないや 何なにが苦くるしいのかも 吐はきそうなのは夏なつのせいだ
意味いみもなくなぞった本ほんの一節いっせつ 生いきてゆくのに心こころは
要いるのですか 在あるのですか 在あるのならそれはどこに在あるのですか
ねえ もう何なにも望のぞまないから 教おしえてよ