午前オレンジ 歌詞 8-1 feat. AIきりたん ふりがな付

日焼ひやけした曇くもりガラス
たたえる豪奢ごうしゃなレリーフ
気きづけばいつかの様よう
静寂せいじゃくに響ひびきわたる

ドラマティックに期待きたいを乗のせて
ひとつふたつ膨ふくらんでいった
(所謂いわゆる妄想もうそう)
結果けっかは夢物語ゆめものがたり

塗ぬり重かさねた色いろの褪あせたお伽噺とぎばなしや
英雄譚えいゆうたんはcheapな自己満足じこまんぞくで
瞳ひとみ閉とじ無む重力じゅうりょく飛行ひこう
声こえ無なき被害者ひがいしゃに花束はなたばを

ただ一途いちずなりに人間にんげん不信ふしんの罠わな
言いい出だしちゃキリがないや否いな
今いまを塗ぬり替かえろ走はしり出だせば
ほら 虹色にじいろの夕凪ゆうなぎに揺ゆられて


朝日あさひが昇のぼり夜よるが来くる
雨あめが空そらを濡ぬらす様ような
当あたり前まえにも潜ひそむrealを認みとめたくはない
だってそれじゃ声こえあげて叫さけぶ意味いみもない

町明まちあかりに惹ひかれて
フラフラあてもなく歩あるいてきた
街灯がいとうの下したターメリックの香かおりがした
誰だれが為ために鐘かねは鳴なる

ただ無我夢中むがむちゅうに人間にんげん不信ふしんの罠わな
堪たまらなくI wanna run in silent night
雨後うごに陽炎かげろうが身みを焦こがせば
ほら 虹色にじいろの夕凪ゆうなぎになる


パパパパパと消きえゆくright
オレンジネオン街がい
までタッタッタッタッタッて逃にげ出だせれば
振ふり向むかなかった ただ流ながされる まま
楽らくになれてたかな


一途いちずに廻まわって人間にんげん不信ふしんの罠わな
言いい出だしちゃキリがない果はてに
嘘うそに降ふられた夜よが明あければ
ほら 虹色にじいろの夕凪ゆうなぎに抱だかれて

一分いっぶん一秒いちびょうが光ひかりを放はなつ
積つみ上あげた時間じかんと道みちの果はて
今いまがあること気きづけたなら
嗚呼ああ どんなに素敵すてきなんだろう