よみ:そのでんしゃ、なかつどまりにつき
その電車、中津止まりにつき 歌詞
-
メガ ナガメ feat. 鏡音レン
- 2021.1.11 リリース
- 作詞
- 女鹿 霖
- 作曲
- 女鹿 霖
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夕暮ゆうぐれ5時じの心斎橋しんさいばし
あてもなく歩あるくアーケード
建物たてものの切きれ間ま 射さし込こむ斜陽しゃよう
途切とぎれがちな僕ぼくらの会話かいわのよう
週末しゅうまつずっと一緒いっしょだったから
口数くちかずは減へってきたけれど
君きみの手てから伝つたわる熱ねつとか
静しずかな時間じかんさえも心地ここちよくて
帰かえりの時ときを引ひき伸のばすように
ゆっくりした足取あしどりで歩あるく
行いきたくないな 君きみと僕ぼくを
隔へだてる500キロが
心こころまで遠とおざけるのが怖こわくて
君きみの手てを離はなさずに 連つれて帰かえりたいけど
横よこたわる現実げんじつを動うごかすには
僕ぼくは未熟みじゅくすぎて
二人ふたりを遠とおざける合図あいずのように
接近せっきんメロディが鳴なり響ひびく
大阪おおさかの動脈どうみゃくに飛とび乗のり
細胞さいぼうになって流ながれてゆく
梅田うめだでやたらと人ひとが降おりて
ガラガラになった席せきに二人ふたり
腰掛こしかけたすぐ後あとに流ながれる
「この電車でんしゃは次つぎの中津なかつまでです」
「新大阪しんおおさかまで行いかへんなあ」
悪戯いたずらな顔かおで君きみが笑わらう
あと少すこしで辿たどり着つけない
もどかしい距離きょりは
迷まよい躊躇ためらう 僕ぼくの気持きもちみたいで
かりそめの終点しゅうてんを
取とり払はらった先さきにある景色けしきに
まだ自信じしんが持もてないんだ
円まるいベンチ腰掛こしかければ
僕ぼくらだけのエアポケット
電車でんしゃの音おとも雑踏ざっとうも 消きえていくんだ
いつの間まに見違みちがえた この駅えきのように
変かわって行いかなきゃなあ 僕ぼくも
「帰かえりたないな」
僕ぼくのワガママ 音おとでかき消けすように
サヨナラの電車でんしゃはすぐやってきて
「せやけど…」って 寂さびしそうな
作つくり笑わらいキミにさせたくないんだ
させたくないんだ もう
地下ちかから出でた電車でんしゃみたいに
気持きもちは向むこう岸ぎしに届とどくかな
淀川よどがわに夕陽ゆうひが滲にじむ
「なあ 死しぬまで横よこにおってくれへん?」
陳腐ちんぷな言葉ことばしか出でなかった
悪戯いたずらな笑顔えがおで応こたえた君きみを
守まもるよ 本当ほんとうの終点しゅうてんまで
あてもなく歩あるくアーケード
建物たてものの切きれ間ま 射さし込こむ斜陽しゃよう
途切とぎれがちな僕ぼくらの会話かいわのよう
週末しゅうまつずっと一緒いっしょだったから
口数くちかずは減へってきたけれど
君きみの手てから伝つたわる熱ねつとか
静しずかな時間じかんさえも心地ここちよくて
帰かえりの時ときを引ひき伸のばすように
ゆっくりした足取あしどりで歩あるく
行いきたくないな 君きみと僕ぼくを
隔へだてる500キロが
心こころまで遠とおざけるのが怖こわくて
君きみの手てを離はなさずに 連つれて帰かえりたいけど
横よこたわる現実げんじつを動うごかすには
僕ぼくは未熟みじゅくすぎて
二人ふたりを遠とおざける合図あいずのように
接近せっきんメロディが鳴なり響ひびく
大阪おおさかの動脈どうみゃくに飛とび乗のり
細胞さいぼうになって流ながれてゆく
梅田うめだでやたらと人ひとが降おりて
ガラガラになった席せきに二人ふたり
腰掛こしかけたすぐ後あとに流ながれる
「この電車でんしゃは次つぎの中津なかつまでです」
「新大阪しんおおさかまで行いかへんなあ」
悪戯いたずらな顔かおで君きみが笑わらう
あと少すこしで辿たどり着つけない
もどかしい距離きょりは
迷まよい躊躇ためらう 僕ぼくの気持きもちみたいで
かりそめの終点しゅうてんを
取とり払はらった先さきにある景色けしきに
まだ自信じしんが持もてないんだ
円まるいベンチ腰掛こしかければ
僕ぼくらだけのエアポケット
電車でんしゃの音おとも雑踏ざっとうも 消きえていくんだ
いつの間まに見違みちがえた この駅えきのように
変かわって行いかなきゃなあ 僕ぼくも
「帰かえりたないな」
僕ぼくのワガママ 音おとでかき消けすように
サヨナラの電車でんしゃはすぐやってきて
「せやけど…」って 寂さびしそうな
作つくり笑わらいキミにさせたくないんだ
させたくないんだ もう
地下ちかから出でた電車でんしゃみたいに
気持きもちは向むこう岸ぎしに届とどくかな
淀川よどがわに夕陽ゆうひが滲にじむ
「なあ 死しぬまで横よこにおってくれへん?」
陳腐ちんぷな言葉ことばしか出でなかった
悪戯いたずらな笑顔えがおで応こたえた君きみを
守まもるよ 本当ほんとうの終点しゅうてんまで