赤い信号機 歌詞 ラトゥラトゥ ふりがな付

朱夏しゅかの午後ごご 晴はれた空そら
夏影なつかげが二人ふたり写うつす
君きみと二ふたつ目めの
信号機しんごうきで 止とまる

心こころの隙間すきまが
涼風すずかぜでなびく
赤あかい点滅てんめつから
この晴天せいてんのように

意識いしきをするほど
遠とおざかる影かげに
真まっ白しろな雲くもが
僕ぼくらを隠かくした

夏なつがくれた 夢ゆめを紡つむいで
空そらを見上みあげ 目めを細ほそめる
歩あるき出だす前まえに 気付きづいた
この距離きょりを縮ちぢめたのは
赤あかい信号機しんごうきです

蝉時雨せみしぐれと 溶とけるアイス
飛行機雲ひこうきぐもが 青あおに彩いろどる
振ふり向むき 微笑ほほえむ君きみが
僕ぼくの頬ほおを染そめる

心こころの鼓動こどうが
頭あたまの中なかに響ひびく
潮風しおかぜの匂においが
通とおり過すぎる頃ころには

舞まい散ちる余韻よいんが
刹那せつなだけを残のこす
風鈴ふうりんの音色ねいろが
僕ぼくらを包つつんだ

夏なつがくれた 夢ゆめを紡つむいで
空そらを見上みあげ 目めを細ほそめる
歩あるき出だす前まえに 気付きづいた
貴方あなたに恋こいをしてる

君きみがくれた 夏空なつぞらを見みて
もう一回いっかい もう一回いっかい もう一回いっかい
会あいたい
拳てのひらに伝つたわる 温度おんど
打うち上あげ花火はなびが咲さいた

夏なつがくれた 夢ゆめを紡つむいで
空そらを見上みあげ 目めを細ほそめる
歩あるき出だす前まえに 気付きづいた
この距離きょりを縮ちぢめたのは
赤あかい信号機しんごうきです