よみ:ばびるさ
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これは事実じじつ無根むこん 妄言もうげん・妄想もうそうの類たぐいと 貶けなされた人ひとの話はなし
『お前まえは死神しにがみになったんです』 上うえか後うしろからか声こえがした
その声こえの主ぬしの見みた目めは醜悪しゅうあく 悪魔あくまと呼よぶが妥当だとう
『そうそう、周まわりの人ひとを不幸ふこうにしないため 此処ここで一生いっしょう過すごそう』
真まに受うけた人間にんげんは 心こころ、眼まなこ閉とざし
顔かおまで隠かくし 黒くろい箱はこを見みつめてみて ただ過すぎゆく日々ひび
まるで蛇へび 悪巧わるだくみ 要ようされてはない正義せいぎと機微きび
オンカラキリソワカ 声高こわだかに 弘法こうほうにも筆ふでの誤あやまり
それでも悪魔あくまは足たりないと云いう 忌いむ 忌いむ 忌いむ 忌いむ
とうとう頭あたまに血ちが上のぼり「それではあなたがやってみたならばどうですか?」
悪魔あくまは黙だまりこくり莫迦ばかを見みる目めをした
嗚呼ああ 夜よるが 夜よるが 消きえた 明あけた筈はずの夜よるが
寄よるな 寄よるな 消きえな 誰だれも傍そばに寄よるな
「ちょっと失礼しつれい良いいかしら? あなたは死神しにがみではないわ」
下したか前まえからか声こえがした 見みると息いきを呑のむよな顔立かおだちの美人びじん
天使てんしか何なんかだろう相談そうだんしよう こんなことはもう懲こり懲ごりだと
すると捲まくし立たてる様ように彼女かのじょは云いったんだ
「あの不細工ぶさいくは絶対ぜったい別べつの人ひとにも
同おなじこと言いってんでしょう、きっとそうでしょう 多分たぶんそうでしょう
あなたをなんとかしようという気きがねまるで無ない
ほらやつらを見みて、楽たのしそうでしょ」
『諭さとされるな』醜悪しゅうあくな天使てんしの声こえは もう届とどかない もう遅おそい
嗚呼ああ 失うせろ、失うせろ、悪魔あくま! 鏡かがみ殴なぐり吠ほえた
飽あきる頃ころにゃ消きえた これはこれはしめた
飲のめや歌うたえやんや 我われは自由じゆうなりや
哀あわれ 箱はこで動うごく猿さるは 悪魔あくまに乗のせられていた
そして その様子ようすを 新あらたな死神しにがみがさ
歯噛はがみして見みていた じっとして見みてた
『お前まえは死神しにがみになったんです』 上うえか後うしろからか声こえがした
その声こえの主ぬしの見みた目めは醜悪しゅうあく 悪魔あくまと呼よぶが妥当だとう
『そうそう、周まわりの人ひとを不幸ふこうにしないため 此処ここで一生いっしょう過すごそう』
真まに受うけた人間にんげんは 心こころ、眼まなこ閉とざし
顔かおまで隠かくし 黒くろい箱はこを見みつめてみて ただ過すぎゆく日々ひび
まるで蛇へび 悪巧わるだくみ 要ようされてはない正義せいぎと機微きび
オンカラキリソワカ 声高こわだかに 弘法こうほうにも筆ふでの誤あやまり
それでも悪魔あくまは足たりないと云いう 忌いむ 忌いむ 忌いむ 忌いむ
とうとう頭あたまに血ちが上のぼり「それではあなたがやってみたならばどうですか?」
悪魔あくまは黙だまりこくり莫迦ばかを見みる目めをした
嗚呼ああ 夜よるが 夜よるが 消きえた 明あけた筈はずの夜よるが
寄よるな 寄よるな 消きえな 誰だれも傍そばに寄よるな
「ちょっと失礼しつれい良いいかしら? あなたは死神しにがみではないわ」
下したか前まえからか声こえがした 見みると息いきを呑のむよな顔立かおだちの美人びじん
天使てんしか何なんかだろう相談そうだんしよう こんなことはもう懲こり懲ごりだと
すると捲まくし立たてる様ように彼女かのじょは云いったんだ
「あの不細工ぶさいくは絶対ぜったい別べつの人ひとにも
同おなじこと言いってんでしょう、きっとそうでしょう 多分たぶんそうでしょう
あなたをなんとかしようという気きがねまるで無ない
ほらやつらを見みて、楽たのしそうでしょ」
『諭さとされるな』醜悪しゅうあくな天使てんしの声こえは もう届とどかない もう遅おそい
嗚呼ああ 失うせろ、失うせろ、悪魔あくま! 鏡かがみ殴なぐり吠ほえた
飽あきる頃ころにゃ消きえた これはこれはしめた
飲のめや歌うたえやんや 我われは自由じゆうなりや
哀あわれ 箱はこで動うごく猿さるは 悪魔あくまに乗のせられていた
そして その様子ようすを 新あらたな死神しにがみがさ
歯噛はがみして見みていた じっとして見みてた