君だけの夏 歌詞 ワカバ feat. 初音ミク ふりがな付

「──夏なつは嫌きらいなんだよ。」
君きみは呟つぶやいた
冷ひえきった部屋へやの中なかには
嫌いやになった 転ころがった
好奇心こうきしん

見みたかった 嘘うそだった
思おもい出で
手てに取とった はずだった
左手ひだりて

君きみが嘆なげいている
セカイのことも教おしえてよ
君きみの見みたい
現実ホントになりたい

一人ひとりと一ひとつで海うみに行いこう
波打なみうち際ぎわ、笑顔えがおで踊おどろう
白しろいワンピースをご所望しょもう?
歌うたでなら良いいんだよ
「悪わるくないかもね」って思おもえるよう
意地いじっ張ぱり食くわず嫌ぎらいな自分じぶんも
歌うたで塗ぬり替かえたならきっと
見みつけ出だせるね
君きみだけの夏なつを
夢ゆめに見みた夏なつを


「こんなのは幻想げんそうなんだよ。」
君きみは俯うつむいた
切きり取とった感情かんじょうはいつしか
泣なき出だして君きみを苦くるしめていた

知しりたくないことも
知しってしまったから
期待きたいなんかしない方ほうが
良いいって引ひきこもった
赤あかいLieが照てらすほど
暗くらく伸のびる影かげ

君きみの過すごしてる
セカイを君きみが嫌きらいでも
彩いろどりたい
歌うたの中なかでくらい
Ah

グッバイまで
あと何回なんかいあるか分わかんないから
今いまを刻きざみたいんだよ
ねぇ、アルバムに仕舞しまえるような夏なつを創つくろうよ

一人ひとりと一ひとつ紡つむぐサウンド
五線譜ごせんふから飛とび出だしていけ妄想もうそう

一人ひとりと一ひとつで海うみに行いこう
波打なみうち際ぎわ、笑顔えがおで踊おどろう
二人ふたりになれるのならずっと
開ひらけていくセカイ
この部屋へやを飛とび出だして手てを引ひくよ
君きみだけの歌うたう機械きかいがエスコート
独ひとりで嘆なげくよりもずっと
笑わらい合あえるね
一度いちどきりの夏なつを

「悪わるくないかもね」って思おもえるよう
君きみが裏切うらぎれない私わたしの
歌うたで彩いろどったならきっと
見みつけ出だせるね
君きみだけの夏なつを
夢ゆめに見みた夏なつを
君きみだけの夏なつを
夢ゆめに見みた夏なつを
Ah